映画「みつばちの大地」がとても興味深い内容で、自然と人との関わりについて深く考えちゃいました
珍しく嫁さんと二人で東京に出て、映画「みつばちの大地」を観て来ました
原題は「MORE THAN HONEY」
何はともあれ、まず予告編を観てください。映像が凄いですよ。
空中を飛び回るミツバチや空中で交尾する女王場の接写シーンは、ドローンを使って撮ったそうです。
とにかく映像が秀逸です。
僕は、週末に時々養蜂を手伝っていますが、ミツバチのお世話をする時以外の巣箱の様子の中の様子なんて見たことないし、女王蜂が生まれるところなんかも見たことありませんが、そんなシーンがてんこ盛り
また映像の素晴らしさも凄いんだけど、アメリカの大規模養蜂の姿に驚く
養蜂って、工業かよ?って感じの取り扱いに実はちょっと不快感を覚えました。
ミツバチを大切にしてなくて、採蜜するときに女王を殺しちゃうから、毎年毎年ヨーロッパから女王を輸入していたり
また女王やミツバチを売るためにヨーロッパから出荷される様子もかなり驚愕のシーンの連続でした。
僕らがやっている養蜂活動「守谷みつばち夢プロジェクト」の師匠は、養蜂を通じて自然について考えていきたいと常日頃言われているんですが、この映画をみてやっと分かってきた気がします。
農作物の殆どが蜂による受粉が行われないと実をつけません
中国の一部地域では、農薬を使いすぎて、ミツバチがいなくなってしまったところがあり、それらの地域では花粉が販売され、人が自分の手で受粉していました。
ミツバチが絶滅してしまったら、僕らは農作物を食えなくなり、世界的な飢餓状態に陥る可能性があるんです。
ミツバチだけ保護するって考え方を持つ必要はないと思いますが、ミツバチが我々と一緒に生活していける、そんな世の中にしなきゃいけないんだなって強く思いました。
旦那がやっているのに養蜂に全く興味を示さない嫁さんですが、この映画はとても興味深く面白かったと大絶賛してました。
ちなみに下の写真は、僕らが守谷市内で行っている養蜂で取ったハチミツです。
普段は、嫁さんは成果物のハチミツにしか興味を示さないんだよね(笑
こんなハチミツもミツバチがいなくなったら、なくなってしまうんだよね。
普段パンフレットとか買わないんですが、とても良い映画だったので、パンフレットも買ったし、嫁さんがクリアファイルも買うし、僕はさらに置いてあった書籍「ミツバチ大量死は警告する」も買ってしまいました。
この映画は是非、DVDかブルーレイにして欲しいな
何度もみて、内容をしっかりと把握したいです。
※英語の輸入物ブルーレイ「More Than Heny」なら日本でも入手可能なようでした。
映画「みつばちの大地」
http://www.cine.co.jp/mitsubachi_daichi/
関東での上映が決まっているのは岩波ホールのみで、2014年5月31日(土)~7月11日(金)まで~7月11日(金)までとなっています。
岩波ホール
住所:東京都千代田区神田神保町2-1 岩波神保町ビル10F
電話番号:03-3262-5252
上映開始時間
月~土: 11:30(~13:10)/14:00(~15:40)/16:30(~18:10)/19:00(~20:40)
日 曜: 11:30(~13:10)/14:00(~15:40)/16:30(~18:10)
岩波ホールは、小じんまりとした映画館ですが、ひざ掛けの貸出とかもしており、席と席の間隔も広くて、とても良い劇場でしたよ。
また、買ってきた本「ミツバチ大量死は警告する」はとても面白い
読み終わったら、またレビューでも書こうかなって思ってます。
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