たまにはちょっと真面目に政治について考えてみる ~なんでインターネット選挙が行われないのか~ #moriya #ibaraki #守谷 #茨城

3月11日の震災とそれに続いた原発事故の対応などなどを通じて、またTwitterで同じ市内に住む方々との交流が増えた事から、自分が住む地域に対してまだまだ知らない事が沢山あることが段々と見えてきました

特に、地方政治と地方行政に関しては今まで全く興味関心がなかったのですよね

茨城県守谷市に住み、東京に通うので、平日は起きている時間のかなり部分をサラリーマンとして東京で過ごし、市役所などに行く機会なんかも殆どないし、県庁なんて行ったこともない、ましてや市議や県議の名前なんて殆ど誰も知らないし、もちろん接点なんかもありません

自分の生活に何の接点もない地方行政や地方の政治家の方がどんな活動をしているのかなんか全く興味も持てませんでした

地場に基盤を持つ仕事、例えば農業をしてたり、お店をやっていたりしたりすると、地方行政の政策なんかが直接関係してきたりすることもあるのかも知れませんが、サラリーマンしていると本当に何の接点もないんですよね

 

ところが、最近茨城県内の数人の若い政治家の方とお会いする機会があったりなんかしたもんだから少しだけ地方政治に対して興味が出てきました

でも、普通は議員さんとお会いする機会もないし、興味もないですよね?

知らないから興味も沸かないし、誰がどんな活動をしているか知らないから、当然選挙なんかも行く気にもならない

地方選挙の投票率は4割、5割当たり前って、割引なら嬉しいが、とても低い投票率になってます

本来、選挙権を行使するのは僕達の義務みたいなもんだとは思いますが、知らない人しかいない議員さんから誰かを選ぶなんて到底ムリ

選挙に行こうなんて気にならないのが普通だと思いますし、僕も殆ど市議選、県議選には投票してませんでした

もちろん新聞を見ても、テレビのニュースを見ても、地方政治についてなんて殆ど書かれていませんしね

 

本来は議員さんとかがもっと積極的にインターネットを使って情報を発信とかしてくれると、少しでも知る機会が増えるのですが、HPすら持ってない、ましてやブログやTwitterをやっている政治家なんて数えられる程少ないのが現実

政治家の人々がインターネットを使えないというITリテラシーの問題もあるかも知れませんが、それ以前にインターネットを駆使する必要がないというか、使った方が損になるから使わないようにしているのが現状ではないかと思っています。

 

いわゆる票田から票を獲得している既存の政治家は、ある程度安定した集団・団体からの票の獲得が見込めていて、それで当選できちゃうから何も変える必要はありません。

下手に無関心層からの投票が増えて、投票率が90%を超えたりとかになっちゃうと、自分に投票してもらえる層かどうか分からない人たち、その人達が投票に来ちゃうと、既存の政治家に投票するかどうか分からないから、僕達に投票してもらわない方がお得なんです

困ったことに法律や制度を作る人は今議員をしている人たちなので、インターネットをフル活用した選挙をしたら彼らは損(落選)をするので、何も変える必要がないのが現実

だから、日本は未だに選挙活動中にインターネット更新したりすると、公職選挙法違反になったりと馬鹿な法律が改正されていない

アメリカのオバマ大統領がソーシャルメディアをフル活用して当選したというニュースはかなり話題になりましたが、日本ではそんな時代はそう簡単に来ないようにしか思えません

 

票をもらった人に返すため、また再度票をもらうためには、また票田に頼る必要があるから、その人達に対しての政治が行われ、僕らのようなサラリーマン層に対しては政治家側も無関心という状態が続いているのではないかと思います。

でも、この状態は決して健全ではないと思うのですよね

 

そこで、茨城県の議員さん達がインターネットをどの程度使っているのかを調べてみました

茨城県選出の国会議員(18名)

  • HP/ブログの利用率:94%(17/18)※
  • Twitter:11%(2/18)
  • ※1名のHPがアクセス出来なかったので未利用とカウント

茨城県議会議員(64名)

  • HP/ブログの利用率:42%(27/64)
  • Twitterの利用率:17%(11/64)

守谷市議会議員(20名)

  • HP/ブログの利用率:35%(7/20)
  • Twitterの利用率:10%(2/20)

各議員さんのHP、ブログ、Twitterをまとめたページをおでかけのまとめに作りましたので、詳しく見たい方はそちらを見てください。

しかし、調べてみてビックリ!

市議、県議の方々のHP(ホームページ)の利用率すら40%前後とは思ってもみませんでした

政治家の方がインターラクティブなソーシャルメディアのTwitter等を使うのは結構勇気がいると思うので低い利用率は分からなくもないですが、残念極まりない結果ですね

 

IT屋さんとしては、インターネットを活用してもっと幅広い政治活動をして欲しいなと思う訳で、特に若い政治家には積極的に活用して欲しいです

また名前連呼しかしない選挙活動とかウルサイだけなんで、普段から積極的に情報発信して欲しいと思っています。

政治家の名前に対して投票するのではなく、普段からどんな事をしている人だから、当選したらどんな活動をしてくれるからって事に大して投票したいです

 

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