「危険な世の中」ってよく聞くけど、本当に危険な世の中になったんでしょうか?

悲惨な報道が多くされて、なんか世の中が危険になってきたような気がしていませんか?

kiken

 

少し前に、嫁さんが『女の子だし、娘が暗い時間(夕方)に一人で自転車に乗って帰ってくるのが嫌』なんて言っていたので、

 

『それって、きっと違うはず。悲惨な報道ばかり見ているから、社会がそんな雰囲気になっているだけじゃないの?』

『昔だって、神かくしとか色々あったし、きっとそんなに子どもが犯罪に巻き込まれる確立は変わっていないよ』って話をしました。

 

この話をした時は、データの裏付けとか全くなかったのですが、幼児殺人被害統計グラフを見つけたので、これを皆さんと共有したいと思います。

 

グラフを見て頂くとよく分かりますが、小学生も未就学の子の殺人被害件数は1/5以下に減ってます。

この殺人被害件数だけみたら、決して世の中は危険になっていないですよね。

出典:幼児殺人被害統計グラフ~子どもの犯罪被害データベース   

 

僕が子どもの頃なんて、塾の送り迎えなんかしている親なんて殆どいませんでしたし、

周囲では犯罪に巻き込まれた子なんて居なかったと記憶しています。

   

では、なんでこんなに世の中は危ないから、子どもたちを守るんだって風潮になっちゃったんでしょうか?

 

これってやはりテレビを主とした悲惨でセンセーショナルな報道の影響なんでしょうね

   

なんでテレビが生々しい悲惨は報道をセンセーショナルに繰り返すかというと、基本的には視聴率が稼げるから

誰も見てくれないニュースや番組にはスポンサーがつかないからっていう経済原理が働いています。

 

元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が『テレビの裏側がとにかく分かる「メディアリテラシー」の教科書』という本を出されていて、業界のからくりがかなりヤバイぐらい暴露されています。

僕が嫁さんに「テレビのせいでそんな気になっているだけだよ」って言えたのは長谷川豊氏の本を読んだからだと思います。

                              
         
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長谷川氏の『テレビの裏側がとにかく分かる「メディアリテラシー」の教科書』は、小難しいことは書いておらず、わかりやすい文章で楽しく書いてあるのでかなり面白いと思いますから、是非興味をもった方には読んで欲しいです。   

テレビを主とした報道で作りだされてしまう感情的な風潮が本当なのか?と疑う姿勢を持つのが必要なんじゃないでしょうかね?と思います。

 

悲惨だから、怖いからって感情論だけで判断するのではなく、データを元にして判断することも大切なのではないでしょうかね?

 

また『テレビの裏側がとにかく分かる「メディアリテラシー」の教科書』よりは、ちょっとむずかしい本ですが、西内啓著『統計学が最強の学問である』も読んで欲しいなって思います。

こちらの本もかなりの良著ですよ。

                              
         
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たまには真面目な記事を書いてみましたが、如何でしょうか?

僕のブログの読者は同世代か僕より年下の女性が結構多いはずなので、この記事で何か感じて頂ければ幸いです。

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