まんが「もりやのひみつ その6 つくばエクスプレスで守谷始発が多いわけ」 #moriya #守谷 #comipo

今回のまんが「もりやのひみつ」はつくばエクスプレスで、守谷始発が多い謎にせまります。

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なぜつくばエクスプレスで守谷始発が多いのか、4コママンガで無理やり表現してみましたこれで分かってもらえるかな?

電車のモーターは直流電流で動いているのが普通ですが

直流電流だと、常に磁界の向きが同じ方向にかかるから、石岡にある気象庁の地磁気観測所に影響を及ぼしてしまうために、守谷からつくばまでの区間は交流電流を使っていて、影響が出ないようにしているんだそうです。

TX1000系は直流モーターのみ搭載しているから、直流専用車両で秋葉原-守谷間しか運行出来ず

TX2000系は直流と交流のモーターを両方搭載しているから、交流直流に対応した車両で、守谷-つくば間も運行ができるのですが、モーターが2つ必要になるから車両が高くつくために全ての車両をつくばまで運行することができません。

このため車両基地も守谷※にあるし、守谷始発が多くなっているのです

 

※2012/10/21追記

車両基地は、守谷市とつくばみらい市にまたがって存在しているようです

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詳しくはつくばエクスプレス総合基地WiKiもご参照ください。

 

JR常磐線も理屈は同じで、取手までの電車が多くて、藤代より北は交流に切り替わります

最近、常磐線に乗ったことがほとんどないのですが、以前は切り替えポイントで一瞬車内の電気が暗くなったりしましたよね(今もそうなのかな?)

TXでは、車内が暗くなったりしないので、どこが切り替えポイントなのか分からないです

まあ、めったに守谷から先には行かないのですが

 

ローカル色豊かな関東鉄道常総線は、交流モーターを使うことを選ばずに、電化せずにディーゼルを選択したって話を聞いたことがあります。

ディーゼルエンジンなら地磁気の測定に影響を及ぼしませんからね

 

こんな事を言ったら、怒られるかも知れませんが

地磁気の測定に影響を出さないために、他の地域では使う必要のない交流モーターを使った電車を走らせたりしなければならないのは茨城県の経済発展の阻害になっているのではないかな?とちょっと疑ってしまいます。

実例があるのかは知りませんが、大きな電気を使わねばならないような商業施設とか他にもあるかも知れないし

科学の発展ももちろん大切だけど、経済も大切ですからね。

 

気象庁 地磁気観測所
http://www.kakioka-jma.go.jp/
茨城県石岡市柿岡595
0299-43-1152

 

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