JR東日本様が利用者からの許諾なしで利用履歴の販売を開始されましたので、Suicaを解約しました
JR東日本様が、利用者から一切の許諾も得ずにSuicaの利用履歴の販売を開始されたそうですので、Suicaを解約してデポジットの500円を返してもらうことにしました。
記事は色々と出ていますが、ビジネスメディア誠の「Suica利用履歴販売、JR東は「個人情報に当たらない」との見解」が一番詳しく書いてあったかと思います。
Suicaを解約してデポジットを返金してもらうためには、Suicaにチャージされている残金があると確か手数料210円取られてしまうので、全部使い切る必要がありますから、使いきって残金を0にしてみどりの窓口に行きました
秋葉原駅のみどりの窓口はカウンターが2つしかなくて、なかなか列が進まず30分も並んでしまいました...
待たされた事で更にJR東日本様への怒りがフツフツと...しかし、窓口の人たちが悪い訳でもなく、淡々と解約してもらいましたよ。
その後、つくばエクスプレスの秋葉原駅の自動券売機で、無記名のPASMOをゲットしました。
今のところ、PASMOはデータ販売をしていないはずですので
(もしかしたらダマテンですでに売ってたりする可能性もゼロではないですが)
ところで、僕自信の個人情報の取り扱いはかなり杜撰
駄々漏れでブログを書いたり、Twitterしたりしてますからね
でも、企業に勝手データを取引されるのはかなり強い嫌悪感を覚えます
よく、Tポイントが叩かれているように見受けられますが、アレは僕的にはOKライン
Tポイントは利用者に1%程度ですが還元しているし、いかにもデータを活用されている事がバレバレですし、嫌なら使わないって選択肢も簡単にとれますからね
Suicaなどの交通系カードは、データは取る癖して、事前にお金を預かる癖して、利用者に利益還元は一切おこなっていないので、その点ではTポイントに劣るのではないでしょうかね?
しかし、Tポイントと異なり、JR東日本様は僕達利用者から一切許可を取らず勝手に販売
ただし、JR東日本様は違法行為をしている訳ではないはずです。
今の個人情報保護法上は、個人が特定できる形でなければ好きに出来ますからね
でも、とても気持ち悪い、JR東日本様の企業倫理観を疑ってしまいます
法律を犯さなければ、利用者の気持ちなどは無視して良いとお考えなんでしょうね
僕が以前JR系列の方から聞いたところによると、JR系列で何かやろうとすると、ハンコを十数個とかもわらないと稟議が通せないそうですから、今回の利用履歴販売も担当者の独断で行った訳でなく、会社としてきちんと稟議を通してやっているはずかと思われます
2012年3月期期末決算説明会によるとSuicaの発行枚数は3,888万枚なので、デポジットでJR東日本様が利用者から預っている金額は194億4千万円
仮に平均500円チャージしてあると仮定すると、約400億円をJR東日本様に預けてある形になる
これ金利でも結構稼げてるんじゃないだろうか?
※(2013/8/4追記)モバイルSuica、クレジットカード等のSuicaはデポジットを取られていないので、実際には400億円預けている訳ではなさそうです。
この記事は、読んでくれた方を脅そうとして書いた訳ではありません。
今回、JR東日本様が販売されるデータだけで個人が特定される事はそうそうないでしょうから、慌てて解約する必要もないかと思います。
それに通系の電子マネーはとても便利なんで、使わないって選択肢を取る気もないです
でも、本当に嫌だったら、毎回お金を払って切符を買うって選択肢を取ることも可能ですしね。
僕は単にJR東日本様のやり方が個人的に気に入らないので、JR東日本様に預けてある僕達のお金数百億円の一部を取り返して、データが売られないはずのPASMOに切り替えただけです。
今回のJR東日本様のやり方が気持ち悪いと感じて、Suicaを使っている方は、定期の期限が切れる時や、チャージを追加でするのをやめて、PASMOに切り替えることを強くお勧めします
法律を犯している訳ではないJR東日本様は、Suicaがドンドンと解約されていく様子をみて初めて大失敗だったと反省して頂けるのではないでしょうかね?
【2013/8/4追記】
JR東日本様からの今回の一件に関する見解等が公開されていました
僕のように解約せずにSuicaを使い続けられる場合は、データ提供の中止を依頼することができるようです。
夜間や土日祝日の受付をしていないということは、JR東日本様はこの件を緊急事態だとか思っていないんですね
あと、データ提供依頼をすることで、JR東日本様に更なる個人情報を渡すことになるんですが...