WiMAXの通信機能が入ったBookLiveの電子書籍端末Lideo(リディオ)をレビューしてみました

先日、BookLive(http://booklive.jp/)の電子書籍専用端末Lideoを頂きましたので、使い勝手などのレビューをしてみます。

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箱の中に入っているのは、本体とACアダプターとマニュアル類

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Lideo本体は170gと軽くて、持ち運びにはかなり良いです

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最近のデジタルデバイスはマニュアルがちゃんと付いていない事が多いですが、Lideoにはしっかりと176ページもあるものが付いていたのが好印象

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ただし、僕はどうせマニュアルなんて見ないんだけどね(笑

 

電源ボタンが本体右下にあるのが、なんとなく分かり難い

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iPhone、iPadが上部にあるからですかね

 

本体左下にはリセットスイッチ、真ん中には充電用のUSBの口が付いています。

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充電用のUSBの口は、MicroBで、Android系のスマートフォンと同じ形状なので汎用性が高くて良いですね。

 

Lideoを頂いた時は、ホテルに宿泊していたのですが、幸いホテルの部屋ではWiMAXの電波が入ったので、無線LANに繋がなくても初期設定が出来ました。

WXって表示が何を示しているのかマニュアルに記載がないようなのですが、WiMAXの電波を探している時か何かのようで

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実際にWiMAXに接続すると、よく携帯電話でみるようなアンテナマークが立ち、電波強度の応じて本数が立つようです。

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普通だと月3,880円払わねばならないWiMAXに無料で契約なしで繋がるって凄いね

初期設定が終わったら、ソフトウェアの更新などが行われましたが、これらも全部WiMAXでダウンロードしました。

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元々、僕はBookLiveで100冊以上本を買っているので試しに一冊マンガをダウンロード

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マンガ本は1冊数十MBあるはずなんですが、WiMAXは高速なんで、マンガ本のダウンロードもすぐに終わりました。

 

僕は今まで通信機能のある電子書籍端末って不要なんじゃ?

家とかで事前にダウンロードしておけば良いだろっと思っていましたが、これは便利だ

通信料がユーザー負担じゃなくて、メーカー側の負担というのも嬉しい限り

ただし、誤解されないように言っておくと、WiMAXで接続できるのは、BookLiveのサービス内のみで、ブラウザーでネットサーフィンとか出来る訳ではありません

本を買う時とか、本をダウンロードする時のみなんで、そんなに通信量が多いわけではないはずです。

 

BookLiveのサービスがAmazonのKindleや楽天のKoboより優れているところは、本棚の管理

他社のサービスは、本を一冊一冊別物として取り扱っているのですが、BookLiveはシリーズ単位で管理しています。

このシリーズ単位での管理に真価を発揮するのはマンガ本

マンガ本は1シリーズで何十冊もあることがありますが、これが自動的に1つの本棚に格納されているので、続きを読むとか、管理が簡単です。

なので、僕はマンガ本を電子書籍として買う時はBookLiveを使うようにしています。

 

実際にダウンロードしたマンガ本を見てみると

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小さい文字がかなり滲みます。ルビを読むのは至難の技

これでも、Koboの初期型の端末よりは解像度も上がっていてかなり読み安いですが、電子ペーパーの解像度だとマンガをちゃんと読むのは少々厳しいかも知れませんね

また電子ペーパーは反応速度が遅いので、1ページを読むのに時間のかからないマンガン本はすぐにページ送りしますが、ページを変える時の表示速度が遅いのも気になります。

マンガを読むなら、iPadやAndroid系のタブレットにした方が良いかと思います。

 

やはり電子ペーパーを表示パネルに使ってある電子書籍専用端末の場合はテキストベースの書籍を読むためのものですね

と、いうことで、西内啓著「統計学が最強の学問である」を買ってみました。

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電子書籍端末の場合、文字の大きさが任意に変えられるのがかなり良いです。

目の不自由な方や老眼の方で小さな文字を見るのが辛い方は大きな文字で表示すれば良いですし

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小さな文字にして1ページに沢山表示させても良し

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また端末に辞書が搭載されているのも良いです

気になる単語を選んで、スーパー大辞林3.0で意味を調べることができます

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しかし、表示された意味の下にある言葉をタッチしようが何をしようが、その先を見れないのはどういう仕様なんだろうか?

この場合「回帰」の意味を調べましたが、その下にある「回帰式、回帰線...」と何のために表示させているんだろうか?

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タップしてもその言葉に飛べない仕様の意味が理解出来ません。

 

気になる文章などにマーカーを入れておくと、簡単にそのページに飛ぶ事ができます。

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後で引用したくなるような文章とかあったら、便利ですよね

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Lideoだけでなく、BookLiveのサービスの欠点は

書籍内ですら検索が出来ないこと、後で一部だけ読み返したい時とか、検索が出来ると便利なんですが、そもそも検索機能がないんです

この点は完全に楽天Koboに劣っていますね

電子書籍全般に言えるんですが、自分が買った蔵書内の横断検索機能をどうしていれてくれないんだろうか?

物理的な本に勝つには、検索機能の充実だと思うんですよね

あの内容って、どの本に書かれれたかなって思い出せない事が多いので、横断検索機能を本当に入れて欲しいです。

 

BookLiveのサービスは、iOSやAndroidのアプリ内では本が買えなくて、PCのブラウザーでのみ購入できる仕様なんですが、専用端末のLideoからは本が購入出来ます。

Apple様や、Google様に課金されないようにするために仕方ないんでしょうが、ユーザー側からみると、アプリからも買えるようにして欲しいなって思います。

 

 

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