「永遠の0」に感動したビジネスマンに読んで欲しい書籍:「超」入門失敗の本質

「永遠の0」は感動的でしたよね

でも、ビジネスマンたるもの、単に感動したで終わらせないで、仕事に役立つ一冊にも手を伸ばされたら如何でしょうか?

そんなビジネスマンにオススメの書籍が鈴木博毅著「超」入門失敗の本質

「超」入門失敗の本質表紙"

この本は、第2次世界大戦で日本が何故負けたのかを分析した【失敗の本質】をビジネスマン向けに解説した本で、旧日本軍と現代日本企業を対比させて、日本的な経営のあり方の問題点を指摘してくれます。

宮部久蔵(岡田准一)が空母の中で指摘していた戦略性のなさ、空母を落とせなかった事で作戦は失敗だったと言われていた事なんかも本著を読むと、あー、なるほどな~と理解できると思います。

 

戦争開始直後は無敵だったゼロ戦が、なぜ勝てなくなったのかも分かりやすく書いてありますし、

レーダーや、飛行機に当たらなくても撃墜できるVT信管がどうやって開発されていったのか、また何故日本がこのようなパラダイムシフトを起こすような兵器を開発できなかったのか

現代の日本的経営が抱える本質的な問題により、パラダイムシフトが起きてしまうと全く歯が立たなくなって負け戦を繰り返してしまうのかがよく分かります。

例えば、ガラケーでは素晴らしい技術をもった商品を沢山出していたのに、スマートフォンになったら日本企業は大負けしてますよね

 

作者の百田尚樹氏は、永遠の0を単なるヒューマンドラマとして書かれているだけではなくて、こういった示唆も含めて書いていたように思えます。

 

僕は子供の頃から理系ばかりで、歴史とか全く興味を持たない人生を歩んでいましたが、やっと最近になって過去から学ぶべきものがあることが分かってきました。

歴史的素養はゼロ、戦争・兵器についても殆ど何もしらない僕ですが、本著はとても面白かったです。

 

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もしタブレットをお持ちではないのでしたら、電子ブックリーダーもお求めされては如何でしょうか?

 

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