50年後の日本がどうなるか僕なりに想像してみました

今、1億2,700万人が住んでいる日本が50年後には8,700万人に減ると言われているので、その時どんな日本になっているのかを僕なりに想像してみました。
50年後の都道府県別人口数予測
1億2,700万人が、一律32%減るわけなくて、大都会に人口が集中したまま地方減ると思われるので、計算を簡単にするために、関東(東京、神奈川、埼玉、千葉)、中部(愛知)、関西(大阪、兵庫)は人口減少はなく、他の都道府県のみ減るという強引な計算をしました。
日本全体では32%の人口が50年後に減るのですが、僕の強引な仮説の元では、8位の北海道以下の都道府県では58%の人口が減ることになります。
| 順位 |
都道府県 |
2014年 |
50年後 |
| 1 |
東京都 |
13,286,735 |
13,286,735 |
| 2 |
神奈川県 |
9,081,742 |
9,081,742 |
| 3 |
大阪府 |
8,860,280 |
8,860,280 |
| 4 |
愛知県 |
7,434,996 |
7,434,996 |
| 5 |
埼玉県 |
7,221,806 |
7,221,806 |
| 6 |
千葉県 |
6,193,007 |
6,193,007 |
| 7 |
兵庫県 |
5,556,788 |
5,556,788 |
| 8 |
北海道 |
5,430,909 |
2,289,417 |
| 9 |
福岡県 |
5,090,712 |
2,146,006 |
| 10 |
静岡県 |
3,715,901 |
1,566,450 |
| 11 |
茨城県 |
2,933,381 |
1,236,576 |
| 12 |
広島県 |
2,840,211 |
1,197,300 |
| 13 |
京都府 |
2,620,210 |
1,104,558 |
| 14 |
新潟県 |
2,330,797 |
982,555 |
| 15 |
宮城県 |
2,328,143 |
981,436 |
| 16 |
長野県 |
2,120,076 |
893,725 |
| 17 |
岐阜県 |
2,053,286 |
865,569 |
| 18 |
栃木県 |
1,987,119 |
837,676 |
| 19 |
群馬県 |
1,984,334 |
836,502 |
| 20 |
福島県 |
1,947,580 |
821,009 |
| 21 |
岡山県 |
1,930,446 |
813,786 |
| 22 |
三重県 |
1,829,063 |
771,047 |
| 23 |
熊本県 |
1,801,495 |
759,426 |
| 24 |
鹿児島県 |
1,679,848 |
708,145 |
| 25 |
山口県 |
1,420,003 |
598,607 |
| 26 |
滋賀県 |
1,416,952 |
597,321 |
| 27 |
沖縄県 |
1,416,587 |
597,167 |
| 28 |
愛媛県 |
1,405,051 |
592,304 |
| 29 |
長崎県 |
1,396,461 |
588,683 |
| 30 |
奈良県 |
1,383,549 |
583,240 |
| 31 |
青森県 |
1,336,155 |
563,260 |
| 32 |
岩手県 |
1,294,453 |
545,681 |
| 33 |
大分県 |
1,178,775 |
496,916 |
| 34 |
石川県 |
1,159,015 |
488,586 |
| 35 |
山形県 |
1,141,260 |
481,102 |
| 36 |
宮崎県 |
1,120,450 |
472,329 |
| 37 |
富山県 |
1,076,158 |
453,658 |
| 38 |
秋田県 |
1,050,244 |
442,734 |
| 39 |
香川県 |
985,387 |
415,393 |
| 40 |
和歌山県 |
979,354 |
412,850 |
| 41 |
山梨県 |
845,956 |
356,615 |
| 42 |
佐賀県 |
839,615 |
353,942 |
| 43 |
福井県 |
794,492 |
334,921 |
| 44 |
徳島県 |
769,844 |
324,530 |
| 45 |
高知県 |
745,070 |
314,087 |
| 46 |
島根県 |
702,237 |
296,030 |
| 47 |
鳥取県 |
577,642 |
243,507 |
※現在の人口数は全国47都道府県の人口・面積・人口密度ランキングの数字を活用させて頂きました。
2014年の都道府県別の人口図
50年後の都道府県別の予想人口図
14位の新潟県以降は人口100万人を割り、
33位の大分県以降は人口50万人を割り、都道府県なのに政令指定都市以下の人口数になっちゃいます。

一律に減るなんて事はないはずなので、もっと人口減少率が激しい都道府県も出てくるでしょうね...
50年後の日本の姿の予想
- 大都市周辺以外に住む人はほとんどいなくなり、現在、そこそこの都市を言われているところですら、ゴーストタウン化。
- 労働人口も減って、お金もなくなるので、今以上に地方にお金が回せなくなり、インフラ整備もままならなくなり、地方に住むのが困難になる。
- 不動産価値は激減。もう不動産に投資価値はなくなるでしょう。大都市から離れたところは誰も買わなくなるんでは?
- 日本に住み続けることが困難になるので、海外に出稼ぎに出たり、移民したりすることに...
地主さんへ
長い目でみたら、土地は値下がりしかしませんよ
値上がりを待つなんてもう無理ではないでしょうか?
買いたいって人が現れたら即販売してしまうのが吉だと思います。
個人で出来そうな対応策
- 子どもを3人以上作る
僕はもう無理なんで、若い人にお願いしたい。 - 住むところを得る以外の不動産投資はしない。
無理な借金して家を買わない。
将来の資産価値が激減しちゃうんだから、借家で良いじゃないですかね? - 子どもたちが海外に出ても太刀打ちできるような教育をしてやる。
少なくとも英語・中国語などの語学力が必要。 - (難しいとは思うけど)故郷を狭い地域で捉えるのではなく、「日本」のような大きな単位で捉える。
超いい加減な計算なので
計算方法は超大雑把で、滅茶苦茶なのは自分で分かっていますが、市町村レベルでどうなるかなんて、とても僕には予測できそうもないので、その点はご了承下さい。
きっと、賛否両論どころか、非難轟々な計算だと自分でも思っていますのでね。
でも、こんな大雑把極まりない予測でも、日本の50年後がなんとなく想像出来ませんか?
今どうなっているだけじゃなくて、長い先のことを考えてみる必要があるんじゃないかな?と思って、拙い過ぎる計算に基づいた意見ですが記してみました。
もし、権威のある機関などが市町村別の人口予測などを発表されていたら、是非とも教えて下さい。

