一般社団法人情報支援レスキュー隊(IT DART)創立総会 #ITDART
2015年8月8日は、ボランティア団体だった情報支援レスキュー隊(IT DART)が一般社団法人化され、その設立総会があったので参加してきました。
IT DARTに参加している理由
参加というとイマイチ主体性に欠ける感じですが、実は僕も設立発起人の一人
なぜ、こういう活動に参加しているかというと、東日本大震災の震災支援をICT支援応援隊の事務局員として4ヶ月間活動していたことがあり
その頃一緒に被災地支援をしていた方々と今でも交流があって、そんな繋がりからIT災害のワークショップに参加したり、仙台で行われた第3回国連防災世界会議に参加したりと、IT系のお仕事をしていた者として、微力ながら何か社会のお役に立てることをし続けていたいなと思っていたところ、IT屋さんたちが、災害時に何か自分たちにもできることがないと情報支援レスキュー隊(IT DART)としてボランティアを組織化されたので僕も参加することにしました。
IT DARTとは
情報支援レスキュー隊(IT DART)は、災害発生時に迅速に被災地に赴き、情報の収集・活用・発信に関わる支援活動を行う「情報 ITの緊急支援チーム」で、IT Disaster Assistance and Response Teamの略称がIT DART
医療従事者が災害時に「災害派遣医療チーム DMAT(Disaster Medical Assistance Team」を組織化しているように
ITに携わる者が、災害時にIT屋さんとして役立てるようにするためのものです。
災害時にITは役立つのか?
東日本大震災以前は、災害時にITは軽視されていたと思っていますが
しかし、実際にはTwitterでの情報発信&情報収集が役に立ったし、Googleが行方不明者を探すパーソンファインダーを作ったり、楽天/Amazonが被災者のニーズを支援のマッチングするサービスを行ったり、発災後から復興支援まで様々なフェーズでITが役だったのではないでしょうか?
次に何か大きな災害が起きた時に、またITは役に立てるはずで、日頃からその準備をしておかなければならいないでしょう
しかし、今はまだ各種防災組織などはIT未活用なところも多いはずだし、行政の体制も整っているとは言いがたい、情報支援レスキュー隊(IT DART)の必要性は高いと思います。
メディア等での扱い
NHKさんが取材に来てくれて、記事にしてくれたのは嬉しい限り
- 被災地をITで支援 情報支援レスキュー隊が発足(NHK News WEB)
- 情報の空白地帯」を埋める:一般社団法人情報支援レスキュー隊(IT DART)創立総会レポート ユレッジ : 日本の「揺れやすさ」と地震防災を考えるサイト
- 図解】コレ1枚でわかるIT DART(情報支援レスキュー隊)(オルタナティブ・ブロガーでもある斉藤昌義理事のブログ記事)
隊員募集中
一緒に活動したい隊員さん絶賛募集中です。
また個人の方、企業さんや各種団体からの寄付などもお願いしております。
詳しくは、募集のページをご覧下さいね。
情報支援レスキュー隊(IT DART)の活動は、時々このブログでも紹介していこうと思っていますので、是非今後ともこういう話にもお付き合い下さいね。
守谷とか茨城県内で、IT DARTのイベントだかワークショップだかもそのうち開催したいなと考えています。