クラウド名刺サービス「名刺BOX」の将来の可能性に惚れました #meishibox
6月24日はfans:fansで申し込んだクラウド名刺サービス「名刺BOX」ブロガーイベントにおでかけしてきました
先に結論からいうと、始まったばかりの今のサービスは改善の余地が有り過ぎなんですが、将来性がかなりあるサービスなのでしばらく使い続けてどんな進化をしていくのか見守っていきたいと思いました。
下記の記事は、色々改善して欲しくてネガティブな事からスタートして書きますので、長文にはなりますが最後まで読んで頂きたいと思います。
ブロガーイベントに出席するからには事前に製品をきちんと触っておかねばならないと、名刺BOX(http://promo.meishibox.jp/)にアカウントを作ったのですが、Webページの作りがかなり悪くて、名刺のアップロードの仕方がそもそもよく分からない。
アカウントを作って、ログインしてから、はじめての方へをクリックしないとスキャナーアプリのダウンロードが見つけられません
「はじめての方へ」のページにアクセスするとスキャナーアプリケーションのダウンロードへのリンクが見つかります。
試しに我が家のWindows 7 64ビットでインストールしてみようとしましたがエラーが出てインストールが出来ず断念。サポートに問い合わせたら、64ビット非対応との事。
ブロガーイベント中にお聞きしたところによると、現在対応しているのはWindows XP、Vistaの32ビット版のみとの事で、Macも非対応
我が家は会社支給のPCも含め普段使っているPCはWindows 7 64bitしかないんですけど...
そもそもスキャナーアプリの動作環境がHPに書かれていないのはかなり問題。ここは直ぐにでも改善しないといけないと思います。
実はこの時点で完全にやる気をなくし、ブロガーミーティングは欠席しようかと思った程でした...
ブロガーイベントが実際に始まり、インフォコム株式会社の担当の方のプレゼンがスタート
現在の名刺BOXでは名刺を共有することしか出来ないのですが、名刺をフックとしたソーシャル化を図りサービスを拡張していきたいとの事
おおお!これって名刺文化の日本だったらFacebookとかlinkedinを凌ぐポテンシャルを持った考え方かも知れないと一気に興味が高まりました
但し、名刺を単純に共有して良いのは通常は同じ会社内程度なはずなので、単純に名刺を共有するという考え方では大きな問題を引き起こす可能性が高いと思います。
実際のビジネスの現場では、相手の許諾を得ることなく、勝手に名刺のコピーを渡したりすることはなく、先方の許可を取ってから、連絡先を教えたりしますよね?そのような概念がシステム化できないと社会問題を引き起こしかねないと思いますので、法制度、ビジネスシーンなど様々な事を考慮してサービスを進化させて頂きたいと思います。
プレゼンが終わったら次は実際の製品を触るタッチ&トライ
僕が参加したコーナーではScanSnap S1500がPCと繋がれていて、他のコーナーではS1300が使われていました。
他のスキャナーでも専用アプリは使えるかも知れないが、検証済みのドキュメントスキャナーはS1300とS1500だけだそうです。せめてS1100も検証すれば良いのに...
スキャナーで取り込み、専用アプリでクラウドに名刺情報をアップロードするのですが、この時点で、取り込んだ名刺の情報を自分で手入力するか、有償の入力代行サービスを使うか選ばなければなりません。
アップロードした後から、面倒になりやはり入力代行をお願いしたいなんてケースになってもそれを依頼することは出来ないそうです。これは完全にビジネスチャンスを失っているので即刻修正した方が良いと思いますよ
S1300,S1500のドキュメントスキャナーは名刺程度の読み込みならあっという間にスキャン出来てしまうので、持っている名刺をとりあえず全部入れてしまう方が多いはずですが、少し入力するとあまりに面倒になって後から依頼したいと思う人は結構多いはず。だって、こんなに入力項目多いのですよ(笑
専用アプリって今更流行らないのでAPIを公開して、他のアプリからも名刺画像の入力ができるようにされた方が良いと思います。まず一番にやった方が良いと思うのは、ドキュメントスキャナーシェアNo.1のPFUさんにお願いしてScanSnap Managerから直接名刺BOXにアップする機能を追加してもらう。対価を払ってでもやってもらうべきだと思います。
また僕は既に過去1年で頂いた名刺とこれからもコンタクトしそうな方の分を合わせて約300枚分を全てEvernoteにPDFで入れてあります。Evernoteに入れてしまった名刺を名刺BOXで読み込める。また名刺BOX上の情報をEvernoteに入れるなどの連携もやって頂きたいです。
Evernote、Twitterが大成功しているのは、やはりAPIを公開して他社アプリなどなどとの連携をきちんと行える環境をつくっているからだと思います。名刺BOXも自社サービスのみでの囲いこみだけでは決して成功するとは思えないので、いかに安全を確保しながら連携を図るかが課題ではないでしょうか?
一旦名刺を登録すると、企業ニュースという欄に名刺が登録された企業名でピックアップされた情報が表示されます。
これは凄く便利かも知れません。
取引先の社長が変わったとか新製品が発表されたなんて情報が出たりすると、直ぐに何か連絡を取ったりアクションが出来ますよね
何百枚、何千枚も名刺情報を名刺BOXに入れた後、このままの見せ方で良いかどうかは分かりませんが、これは素晴らしいサービス
今回のイベントでは、イベント開始前に名刺をお渡しして、スキャンしてもらって名刺BOXのサーバーにアップして頂き、無料で入力代行を行ってもらいました。
22日の夜に渡して、いつ入力が終わるのかも楽しみ
入力代行をお願いすると、通常仕上で1-3営業日程度、大量仕上げで3-5営業日で名刺の入力をしてもらえるそうで、代金はそれぞれ下記の通り50-95円/枚となっています。
ドキュメントスキャナーをお持ちでない人もいると思うので、その方は郵送して名刺のアップロードをしてもらうサービスもあります
僕はビジネスマンはドキュメントスキャナーを買うべきだと思ってますけどね
入力した名刺はもちろん携帯電話でも見ることが出来ます
個々の名刺を表示させると電話番号をクリックするだけで簡単に電話が出来ますから、これはかなり便利かも知れませんね。
下記は試しにアジャイルメディア・ネットワーク(株)の代表電話番号などを登録させてもらいそれを表示させてあります
今はまだスマートフォンにはきちんと対応していないので、スマートフォンではブラウザ上でみる事になりますが、iPhoneでみるとPCサイトと全く同じ見え方をしてしまうので、スマートフォン用に画面サイズを変えてもらうか、アプリを提供して欲しいと思います。
セキュリティ担保のためにローカルに一切ダウンロードさせない仕様にされていますが、スマートフォンアプリではローカルにダウンロード出来る仕様にして欲しいと切に願います。
Evernoteと同じ様に有料会員だったらローカルに保存出来るような感じでも良いのではないでしょうか?セキュリティのためにアプリ単体でパスワード入力を促す仕様でも良いかも知れません。
始まったばかりのサービスのため改善の余地はまだまだ沢山ありますが、現時点でも使ってみる価値のあるサービスだと思います
また名刺を活用したソーシャル化を目指されたいとの事ですので、どんなサービスに育っていくのかとても楽しみ
最近、個人としてのライフログを残すアプリ、サービスが増えてきていますが、ビジネスのうえでのビジネスログを残すためのサービスとして発展しても面白いと思います
例えば、GPSを使ってチェックイン、その時にどの名刺の人と一緒いたのかなんて情報をサービスに保存する。そうすると前回会ったのがいつだったのかなんて情報が残ります。
チェックインした場所のそばとか現在位置から近い順に会社を列挙、久しぶりにその会社に顔をだそうかな?なんて思ったり出来るようになるかも知れません。
7月1日から大盤振る舞いなキャンペーンが始まり、自分でスキャンした名刺なら登録料が一切無料になるそうです。入力数の上限もないそうなので、これは活用しない手はないと思います。ScanSnapユーザーはこの機会に試してみる事をオススメします
名刺登録代行 体験キャンペーン実施のお知らせ
名刺BOXの便利で精度の高い名刺登録代行のサービスをより多くの方々にご体験いただくため、名刺登録代行のサービスを無料でご利用いただける「体験キャンペーン」を実施いたします。 この機会にぜひご体験下さい。
■実施内容 体験キャンペーン期間中のご利用に限り、名刺登録代行料(通常仕上/大量仕上)とプレミアム会員の月額基本使用料も無料とさせていただきます。 ※郵送での名刺登録代行をご利用の場合には、郵送料を別途頂戴致します。
■キャンペーン期間 2011年7月1日(金)~8月31日(水)
【送料無料】在庫あり 翌営業日出荷【送料無料】ScanSnap S1500 |
【在庫即納!】FI-S1300 ScanSnap S1300 【送料無料!(沖縄・離島は除く)】【smtb-u】 |