猪瀬直樹「東京の副知事になってみたら」を読んで久々に書評を書きたくなった

iPhoneを手に入れてから、電車の中で本を読む時間が随分と減ってしまったのですが、それでも時々読書をしています

猪瀬直樹(@inosenaoki)がTwitterであまりに自分の本を褒めるもんだから、ついつい「地下鉄は誰のものか」を読んでみたら、結構面白かったので、次に「東京の副知事になってみたら」を読んでみました。

「東京の副知事になってみたら」はどちらかというと短編集のような感じで、様々なトピックが書かれていて、1つ1つの話は面白いのですが、これならあえて不慣れな書評とか僕が書くまでもないのですが、

終章 成熟国家の日本の未来の中に書かれていた一文に感銘を受けました。

以下、僕が気に入った部分を引用させて頂きます。

まず、必要なことは歴史的認識で、自分の位置を、この国の居場所をつかむことである。

そうすれば何を自分がしたいのか、わかる。結局、 みな政治家の悪口を言って溜飲を下げているのだ。あれがダメ、これがダメ、と。そうではないと僕は思う。

僕は作家として、作家だからできることを考えた。直感の力、記録し伝える力、という武器を駆使した。ビジネスマンなら、公務員なら、中小企業の経営者なら、スポーツマンなら、男でなくて女だから、それぞれができることを提案し、提案するだけでなく実行すればよい。意見を言うなら。言ったぶんをやってみよう。事実に基づいてやろう。形容詞で語ることは避けよう。

これってまさに今僕が感じていること

政治家が悪い、国家が悪いなどなど単に愚痴を言っているだけでは何も変わらないですよね

今、自分が何を出来るのか真剣に考えなければならないのではないでしょうか?

で、結局僕自信が何を出来るのか、何をしなければならないのかがよくわかっていないので偉そうなことは言えないのですが...

大したことはできそうにもありませんが、自分に出来る何かを少しでもやっていこうって気持ちが更に高まりました

 

最初、「歴史的認識」の部分がピンときていなかったのですが、「地下鉄は誰のものか」の内容と思い出して、ちょっと分かった気がします。

東京の地下鉄が都営と営団に別れてしまった経緯(歴史)を知っていなければ、地下鉄の改善なんて出来ないですよね。歴史っていうと何か学問みたいな感じがして違和感があったのですが、物事には必ず経緯があり、それを紐解かないと解決できないことも多い。

猪瀬さんの言いたい事とは違うかも知れないですが僕はそのように解釈しました

 

国民はそっちのけで勝手に政権争いしている国会議員はほっといて、やれることやるしかないよね

 

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