BookLive!でマンガ本の大人買いをしたついでに、電子書籍について色々考えてみました

凸版印刷系列の電子書籍ストアBookLiveの方からお話を聞く機会があったので、折角ご紹介頂いたサービスなんで試してみることにしました

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BookLiveではPCのブラウザー上で本を買い

買った本を後からダウンロードして読むタイプの電子書籍ですが、他のサービスに比較して凄いのが、ダウンロードする先の端末がかなり色々な種類があることです

BookLiveのビューワーはWindowsパソコン(現状Macは非対応)、iPhoneやiPadなどのiOS端末、Android端末、まだauしか出していないWindows Phoneに対応しています

3つの端末まで認証することが出来るので、僕のiPhone 4、いつの間にか娘がメインユーザーになったiPadとパソコンで読めるようにしてみました

 

本を買った直後のiPhoneでの様子

本棚に未読の宇宙兄弟が一冊ありますよね

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本をクリックすると自動でダウンロードが始まります

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マンガ本は画像データとして取り扱われるから、ファイルサイズが結構大きくて20MBぐらいありました

ちょっとTwitterで話題になっていて、試しに買った宇宙兄弟ですが、かなり面白くて、1巻を読んだら続きが読みたくなってしまい、ついつい全巻大人買いしてしまいました(笑

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ハマコーさんのYUIGONも買って見ましたが、やはり文字ばかりの書籍の場合はファイルサイズが小さく1MBぐらい

 

正直、読みやすさという点では紙の書籍の方が上だと思うのですが、電子書籍にも幾つかメリットがあると思っていて、僕は結構電子書籍も買っています

ちなみ僕が考える電子書籍のメリットは

  • かさばらない
  • 収納に困らない
  • 大人買いしても嫁さんにばれない(怒られない)

特に大人買いしてもバレないのは大きいですが、ブログに書くとバレるな(笑

我が家はみんな片付けがダメダメですが、物理的にものが存在しない電子書籍の場合、そもそも片付けしなくて良いのです

出しっぱなしのiPadとか、その程度ですからね

 

津田大介の「メディアの現場」Vol.9の「アマゾンが電子書籍市場に参入! その舞台裏を西田宗千佳が語る」から引用

日本の問題は、むしろどこでどんな本を 買うと、なにで読めるかがグッチャグチャで訳のわからない状態になっている、 それが最大の問題です。実際はBooklive!系だったら全部、書籍を横展開しう る。さらに言えば、紀伊國屋書店、ソニー、楽天、auの間では、買った書籍の 融通が可能になっているんですね。

たとえばこれも全然知られてないんですけど、凸版のBooklive!だったら、ブ ラックベリーを除く全スマートフォン、ウィンドウズフォン、iOS、Android携 帯すべて、Androidのタブレット、PC……一つの電子書籍コンテンツを買えば、 これだけのプラットフォームで読めるんですよ。

結構BookLiveの評価は高いようですね

 

一方、電子書籍にはまだまだ課題が多くて、端末もイマイチ

通勤時にはiPhoneを持ち歩いて、iPhoneで文字だけの電子書籍を読むのは結構使いものになると思っていますが

図表が入ったものとかマンガ本なんかはiPhoneの小さな画面でかなり厳しい

でもiPadは大きすぎて重すぎて普段持ち歩く気になりません

6-7インチぐらいの大きさで片手で持てる電子書籍閲覧用の端末が欲しいとは思うのですが、まだまだこれを買ったら良さそうって端末がありません

英文をバリバリ読むのだったらAmazonのKindleで良いのでしょうが、僕は和文しか読みたくないですからね

 

電子書籍で実現して欲しいことは、本文の1部をコピペして引用させて欲しい

資料とか作っていて、一部抜粋したりしたいことがあるのですが、出典とかちゃんと明確にするから引用する事を許して欲しいです

引用は著作権の侵害にも当たらないはずだし、ある意味、本のプロモーションにもなると思うので、引用は出来る環境にして欲しいなー

例えば、コピペしたら自動的に出版社名、作者名、書籍名などが一緒にペーストされるみたいな形で構わないので

 

また紙の本だと、Amazonで買おうが、楽天で買おうが、近所の本屋さんで買おうが、本棚に好きなように入れられますが

電子書籍は買った先が提供するアプリなどにしか入れられないのがとても不便

どこで買ったか気にせずに1つの本棚に収納するような事が出来るようにならないだろうか?

 

また、折角電子で保存されているのだから、検索機能を使えるようにして欲しい

パソコンの中に電子書籍が保存されていたら、検索した時にそれも検索の対象として探してくれると、紙の本では出来ない新しい使い方が出来るようになると思うのですよね

 

まだまだ発展途上の電子書籍ですが、是非とも使いやすいユーザーフレンドリーなものになって欲しいものです

 

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