リチャード・ワイズマン博士著『運のいい人の法則』を読んでみました
元マジシャンの心理学者リチャード・ワイズマン博士が書かれた『運のいい人の法則』を読んでみました
『運のいい人の法則』という本のタイトルをみると、いかにも非科学的な感じがして、なんとも怪しい感じがしてしまいますが、本著は占いとかの話ではなくて、科学的に運が良い人と運が悪い人の分析をして、運が良くなる法則を提唱しています。
例えば、くじ運が良いと思っている人、悪いと思っている人に対して色々と調査を実施
数学的にはくじ運に差なんてないはずなので、くじ運が良いと思っている人は、当たりを選び出す特殊な能力があるのかどうか(要は超能力があるかどうか)検証してみると、そんな差は見つからず
くじ運が良いと思っている人は、申しこめば当たると思っているので、多くのクジに申し込んでいるため、数撃てば当たるってことで、当然の如く当選数が増えます
一方、くじ運が悪いと思っている人は、どうせ当たらないと思っているから、そもそも申し込むことすらしないので、当たる訳がありません。
良い出会いがないと嘆いている人は、どうせ良い出会いがないからとそもそも外に出なかったり、人付き合いを減らしていたりとチャンスを自ら減らしているのです。
また同じチャンスがあっても、運が悪いと思っている人は、それに気づかない事が多く、運の良い人は、あっさりその機会を見つける事ができるそうです。
運が良いと思っている人は、オープンに人付き合いをして、新しい出会いを好み、色々な事に興味を持って、常に新しい事にチャレンジしていき、失敗してもそれにクヨクヨといつまでも拘らずに次の行動に移っていく
このような行動を意図的に行なっていく事で、徐々に自分を運の良い人に変えていけるそうです。
僕は結構内弁慶で、知らない人と会うのが苦手
懇親会とかの席で知らない人と積極的に話したりするがかなり不得意なんですが、この本を読んで、自分を少し変えてみようかなという気になりました
自分の事を運がよい人とも、悪い人とも思っていませんが、どうせなら、運がよい人になりたいですよね。
なかなか面白い本だったので、興味がある方は読まれたらいかがでしょうか?
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