守谷の歴史を学ぶために、「大地を拓いた女たち」 を大八州開拓農業組合からお借りしました。
守谷の歴史を学ぶために、1991年に発行された石原八重子著「大地を拓いた女たち ~満州開拓から近代農業に行き着いて~」を大八州開拓農業組合からお借りしました。
守谷市にお住まいの方は、たぶん「ミルク工房もりや」の飲むヨーグルトや「守谷すたいる」で売られているソフトクリームはご存知かと思いますが、
飲むヨーグルトやソフトクリームの原材料となる牛乳がどこで作られているのか、ご存知でしょうか?
利根川と鬼怒川の合流地点が守谷にあり、ここで千頭ぐらいの乳牛が飼われています。
以前、この地域に行った時のブログ記事『鬼怒川と利根川の合流地点をみてきました』
このブログ記事を書いた時は、大八州の話とか全く知らなかったので、ちょっと脳天気な記事を書いています。
Googleマップの地図を拡大していくと、10軒弱の牧場がみつかります。
今回お借りした「大地を拓いた女たち」には、満州の大八州(おおやしま)を開拓されていた方々が戦後日本に戻ってきて、菅生沼に入植されて開拓されるお話で、女性たちのお話を元に書かれています。
僕のような守谷に住んで日が浅い、いわゆる「新住民」は守谷の人口のうち7割ぐらいを占めているらしいのですが、昔の守谷ってどんなところだったのか
守谷にどんなストーリーがあるのかとか知らないですよね
地産地消(地域生産地域消費の略)なんて言葉がありますが、地域で作られたものを地域で食べましょうって言われても、住んでいる地域の愛着とかないと、地域で作られたものを食べようとかって気にならないんじゃないかな?と思っています。
では、どうやったら地域に愛着を持つようになるのかを考えてみると、
やはり「知ること」が一番
知らないものを好きになれる訳ないんじゃないかと思うんです
かといって、テレビで守谷の事は放送されるような事は殆どありませんし、雑誌なんかにも出て来ません。
市のホームページや、広報誌はありますが、正直なところそんなに面白いものではないので、読まない方も多いんじゃないかな?
偉そうな事を言っていますが、僕もそんなに見てませんし...
また、人が共感したり、愛着を持ったりするのは、やはりストーリーが大切なんではないかと思うのです。
この大八州の話は、壮絶なストーリーがあるので、こういう話を知ることで、守谷に愛着を持ったり、「ミルク工房もりや」の製品を買おうなんて気になったりするんじゃないかな?と思っています。
しばらく、ちょっと真面目な記事が続いちゃうかと思いますが、良かったらお付き合い下さいね。
僕なりに大八州開拓のストーリーを語ったりしてみたいと思います。