田舎力を読んでみて僕が感じたこと。自分が住む地域の魅力は外部の人に見つけてもらうべきなようです。
地域振興とか地域活性化に最近興味があるので「田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則」を読んでみました。
今回は書評というより、この本を読んで、僕が感じた事+普段から思っている事を書き記そうと思います。
昔から地元に住んでいる人って、その地元の魅力を意外にご存じないなって以前から思っていました。
笑い話のような話ですが、茨城のメロンが沢山採れる地域に取材に行った記者が、この辺りで何かおすすめのものとかありますか?と聞くと
記者は当然「メロン」って返事が帰ってくると思っていたら
農家のおじちゃんは「この辺りはなんもねーよ」ってつれないお返事が返ってきちゃうそうです。
地元の人にとっては単なる日常だったり、昔からずーーとあるものだから、その魅力に全く気付かずにスルーしちゃうんでしょうね。
秘密のケンミンSHOWって番組が面白いのは、地元の人たちには当たり前過ぎる普段の食生活とかが、地元以外の人から見ると、驚くようなことであることであることを見せてくれたこと。
秘密のケンミンSHOWのネタもその地元の人には決して発見できないでしょうね。
なので、よく地元の良さを再発見とか旗振りされているようですが
問題はその旗をふっている方が、殆どの場合で、その地元の方のみだったりすること
市役所とか商工会の方みたいな地元の方のみが頑張っても、自己満足におわっちゃうんじゃないだろうか?
田舎力にも僕が思っていたような事が書かれており、成功事例の多くの場合で、地域外の人、海外の人、女性の力などが活用されていました。
「よそもん」の力を上手く使う事で成功してるようなんですよ。
「よそもん」を毛嫌いするんじゃなくて、一緒にやることが大切なんじゃないかな?
僕が住む茨城県守谷市の場合、昔から守谷に住んでいる方が約3割で、いわゆる新住民が約7割と、僕のような後から移り住んできた新住民の方が圧倒的に多い訳です。
守谷では、アイツは新住民だからとか旧住民だからみたいな差別的なものはないと思っていますが、新住民と旧住民の交流って決して多くはないのかな?って感じています。
色々の地域から集まって、色々な職業に就いている新住民の見地とかって、上手に活用もされていないよね?
とても勿体ないと思いますよ。
じゃあ、具体的にどうすれば良いのかというと、ちゃんとしたアイデアがある訳じゃないんですが、
まずはお互いをちゃんと知るところから始めるのが第一歩だと思うんですよね
例えば、飲み会とからスタートで良いんじゃないかな?
町おこしをしたいとか、地域の特産品を作りたいとか思っている方には是非読んで頂きたい一冊でした。
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ちなみに今回は、楽天Koboの電子書籍版が約35%OFFとかなりお得だったので、それをiPad Airで読みました。
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