超電導電磁推進船ヤマト1がカッコ良すぎたが、何も積めない鈍亀でした(笑
茨城空港から飛行機に乗り、神戸に着いたら、神戸観光をしようということで、神戸ポートタワー近くに来たのですが
どうみてもサンダーバード2号のような巨大なカッコいい物体があるじゃないですか!
僕は大抵団体行動の時にワガママは言わないように努力してますが、今回は無理です。我慢出来ません。
アレ!が観たいと宣言して、一緒にいた方々を無理やりヤマト1のところまで連れて行きました。
ヤマト1に近づくと、なんか不思議なフォルムしてるじゃん
船の底の方にかなり隙間があるように見えるので、もしかしてヤマト1はホバークラフトなのか?と勝手に想像してさらに近寄りました。
スクリューがなくて、方向舵の前に海水の出口と書かれたノズルがあるぞ
前から海水を吸い込んで、後方に射出することで推進力を得る船なんだろうな
模型として作られたにしてはかなりデカイので、映画のセットみたいなものとして作れたのかな?なんて、また勝手に想像をふくらませていました。
ヤマト1の後方に設置されていたキャプションをみると、なんと超電導電磁推進船と書かれているぞ!
キャプションをよく見ると、最大速度8ノットってやたらと遅いんですけど
1ノットは1.852km/hで、タンカーなんかが15ノットで、時速28km程度で、それの半分ぐらいのスピードしか出ません
流線型で超カッコいいのにノロマな船なのね...
おまけに定員も合計10名と、殆ど何も詰めません
実験船だから仕方ないのかも知れませんが、こ、これは流石に実用化のための開発は続けれられなかったんではないだろうか?
間抜けでのろまな鈍亀だったとしても、今にも飛びそうなSF的なこのフォルム大好きだな~
神戸っ子はこんなカッコいい奴を独り占めしてたのか!
どうやら、ヤマト1号は日本船舶振興会の笹川良一氏が関係してたみたいですね。