『YouTubeをビジネスに使う本』を読んで、その活用法を学んでみました。
本書は企業などがYouTubeを使ってどのように自社や商品のアピールをしていくのかに関する指南書なのですが、僕的には結構参考になるなと思ったポイントがあったので、それを紹介させて頂きます。
トップクラスは年収数億円!
世界のトップクラスのYouTuberはなんと年間数億円を稼ぎだしているそうです!
それも、トップ5はみんな20代の若者
多チャンネル化
人気なYouTuberは動画のタイプ毎に多チャンネルを持っている
例えば、日本人YouTuberのHIKAKIN氏は、元々ヒューマンビートボックスで有名になり、HIKIKIN TV、ゲーム、ブログと合わせて4つのチャネルを目的に応じて使い分けている。
確かに趣味嗜好は人それぞれで、音楽好きな人とゲーム好きな人とかが違ったりするから、何でもかんでもてんこ盛りにするより、目的別とかにチャンネルを分けるのは正しいかも知れませんね。
不動産屋さんまでYouTubeを使う時代
物件の内見をした時に短い動画を作り、タイトルに物件名と自社の電話番号を入れてYouTubeに800本以上の動画をアップしているそうです。
そのエリアのマンション名で検索すると、その動画がかなり上位に表示されるそうです。
本書にはどの不動産屋さんなのかは書かれていませんが、インデックスワン(https://www.youtube.com/user/Century21Index1/)みたいな感じなのかな?
結構探してみると、不動産屋さんがYouTubeにアップしている動画が沢山載っていました。
他のメディアと組み合わせて使う
再生回数がなかなか伸びない
チャンネル登録者数を増やし難い
そのため、ブログ、Facebook、Twitterなど他のメディアと組み合わせて使う事が重要
YouTube活用のスタイル
経験共有、ユーザー参加型、見ている人が参加・体験した気になるものが増えてきている
凝らない簡単な動画を継続的に投稿する
大企業が作っても再生回数は結構少ない
グローバルブランドのトップ100社のYouTube動画の平均再生回数は、1,000視聴以下のものが、50.3%と意外に見られていない。
僕がYouTubeにアップしているお金が全くかかっていない動画と大差ないじゃん(笑
チャンネルを使いこなせ!
YouTubeチャンネルのデザインは、動画を分類して表示する機能に優れているので、また再生リストを活用して、訪問者が見たい動画をすぐに見つけられるように配置するのが需要なポイント
動画編集より、企画力
動画編集に時間をかけるぐらいだったら、動画の企画に時間をかけるべき
要は内容勝負ってことですね。
視聴者維持率を必ずチェック
意外にこれを知らないクリエイターの人多いんですよね
クリエイターといっても、元々ネット系ではなくて、いわゆる映像系の方々の話ですけどね~
視聴者維持率を見ると、動画のどの部分で視聴者が見なくなったのかが一目瞭然なので、自分が作った動画のどこが悪かったのかが分かるんですよ
撮影機材
僕は使ってませんが、一眼レフで動画を撮ると、ボケが出せるので、奇麗な映像が残せる。確かにビデオカメラってボケないですね。
音はちゃんとマイクを使った方が奇麗に残せます。
照明は僕は全く使ってませんが、確かに照明は当てた方が撮れるでしょうね。
三脚は基本的には必須。手持ちでブレてる動画なんて見たい人いませんよね。
最初の15秒が勝負
YouTubeではよく最初の15秒が勝負といいます
確かに動画の最初がつまらなかったら直ぐに再生を停めますよね。
ここがテレビ番組や映画と大きく違う点です。
テレビだったらつまらなかったら別のチャンネルに変えられてしまうかも知れませんが、数分の一の確率でまた戻ってきてくれます。
映画だったら1,800円も払うので、最初のちょっとがつまらなくても最後まで勿体ないからみますよね。
でも、ネットの動画だと、ちょっとでもつまらないとあっという間にウィンドウを閉じられたり、戻るボタンを押されてしまい、二度と見に来てくれません。
だから、YouTubeでは、最初に一気に盛り上がりを見せて、引きつけなればいけなんだそうですよ。
BGM/効果音
BGMや効果音は基本的には入れたほうが良い。
但し、BGMはずーと同じ音量で流すのではなく、しゃべりのあるシーンは小さくしたりとか、視聴者にとって聴きやすいように配慮すべき。
動画のアップロード
動画のアップロードはいきなり公開にしない。
非公開か、限定公開にしてアップロードして、ちゃんとアップロードができてるか確認したり、概要、タグ、アノテーションなどを全部きちんと入力してから公開すること!
動画のタイトルの付け方
クリックしたいタイトルをつけること
検索対策のためのキーワードをタイトルの最初に入れること
タイトルの付け方って凄く難しくて、滅茶苦茶悩むんですよね。
サムネイル
YouTubeは自動的に3つのサムネイルを生成しますが、ここに良いサムネイルが出てくることは少ない。
だから事前にその動画を表す良い画像を作っておき、サムネイル画像をアップする。
確かに僕達が動画を再生する時は、タイトルとサムネイルを見て決めてますよね
その辺りの一手間をかけるかかけないかで、より見られる動画になるんでしょうね。
SNSを活用する
直接投稿はTwitterなどで動画のURLを貼り、直接動画に誘導する方法ですが、この方法だと一時的な効果しかありません。
そこでブログやHPで動画を紹介する文章を書き、間接的に動画に誘導する手法もとる
ブログはストックメディアですから、長くその記事が読まれる可能性がありますので、長く動画を再生してもらえる可能性が高まるのです。
Google+を活用する
YouTubeのアカウントと、Google+のアカウントが無理やり紐付けられて、不快に思っている人多いですよね。
実は、僕もかなり邪魔臭いと思っていますし、Google+は全く使っていませんが
Google社の戦略を考えると、Google+もSNSの1つと捉え活用した方がYouTubeに投稿した動画をより多くの方に見てもらえるチャンスが増えそうです。
YouTubeをビジネスに使う本はかなり僕にとっては有益な本でした。
YouTubeを活用したいなと思っている人にはオススメの一冊でしたよ。
【送料無料】YouTubeをビジネスに使う本 [ 熊坂仁美 ] |