茨城県警察が65歳以上の高齢者向けに迷惑電話撃退システム「迷惑電話チェッカー」の無料貸し出しを開始
迷惑電話撃退、オレオレ詐欺、振り込め詐欺防止のために、茨城県警察が65歳以上の高齢者向けに350台の迷惑電話撃退システム「迷惑電話チェッカー」の1年間無料貸し出しを開始しました。
http://www.pref.ibaraki.jp/kenkei/a01_safety/security/meiwakudenwamonitor.html
迷惑電話チェッカーを開発したのは、トビラシステムズ株式会社で『トビラフォン』という名前で発売されているものですが、
WILLCOMがソフトバンクに買収されてY!mobileになり、【迷惑電話を強力ブロック】ウィルコム 迷惑電話チェッカーとして提供されているものです。
『トビラフォン』は我が家には導入済みで、固定電話にかかってくる電話を見張っていてくれています。
仕組み
警視庁やいくつかの県警、消費者庁(だったかな?)などと連携されており、詐欺等に使われた電話番号がデータベースに登録されていき、
また、受けた電話が怪しい物だった場合、「拒否ボタン」を押すと、それがまたデータベースに蓄積されていき、迷惑電話が防止されていくという仕組みになっています。
利用者が多くなればなるほど、データベースの精度が高まり、ブロックされる迷惑電話番号が増えていくのです。
トビラフォンと迷惑電話チェッカーの違い
今回、茨城県警察を通じて提供されるのは、ワイモバイルの迷惑電話チェッカーの方で、大きな違いは通信機能の有無。
『トビラフォン』は自宅や事務所にインターネットの回線があることが前提で、LANケーブルで『トビラフォン』を繋げます。
迷惑電話チェッカーは、PHS回線を利用しますので、ADSL、光ファイバーのようなインターネット接続がない高齢者宅でも利用できるようになっています。
このサービスの課題
自分は大丈夫、正常な判断が出来ていると思っている高齢者は、自らこのサービスに申し込むことはしません。
またリテラシーが低く、このサービスが必要な方ほど、このサービスが理解できず、自分にとって必要なものなのかどうかの判断がつかないのです。
怪しいなと思ったり、うちの親は心配だなと思ったら、強制的に設置してあげるしかないのだと思います。
これを偉そうに設置してくると、高齢者は気分を悪くされると思うので、お誕生日プレゼントとか敬老の日の贈り物とか、なにかタイミングを見計らって、良いものを見つけたよって設置してくれば良のではないでしょうか。
茨城県警察のモニター
今回の茨城県警察の無料モニターの件も親御さんや親戚などの高齢者が自ら申し込むことは、まずないでしょう。
そこで、皆さんが高齢者の方々と相談されてた上で、代わりに申し込んで、設置してあげるのが良いと思いますよ。
うちも両親の家につけてやろうかなと思っています。
茨城県警察の無料モニターに関しては、迷惑電話チェッカーモニター募集ページをご覧下さいね。
先着順だそうですから、なるべく早めに申し込まれることをオススメしますよ。
企業や店舗さんにもオススメ
迷惑電話がかかってくるのは、電話帳・ハローページに電話番号を公開しなければならない企業や店舗さんも同じ
ダマされることはなくても、迷惑電話で業務がストップしたりしてませんか?
そんな不満もトビラフォンもしくは、迷惑電話チェッカーが解消してくれるはずです。