未就学児の医療費無料化について考えてみました
今日読み終わった本「スタバではグランデを買え!」の中で印象に残った話
未就学児の医療費を無料にするという傾向にありますよね
僕が住む守谷市は残念ながらうちの子達が小学校に通う前に導入されなかったので、とても残念に思っていました
しかし、 「スタバではグランデを買え!」を読んで、かなり考えさせられちゃいました
未就学児は病気になることが多く、医療費の負担もばかにならないのですが
完全無料にすると、今までは病院に行かすまでない程度の場合は薬局で買った薬で済ませたり、病院に連れて行かず家で様子を見ていた人が気軽に病院に行くようになってしまうことが容易に予想できます
病院に行けば無料なら、有料の薬局に行こうなんて思いませんしね
その結果、今でも下手したら数時間待たされる事もあるのに、もっと病院が混雑してしまうのです
月に数回程度通院するだけだったらその医療費を払えない人はそんなに多くないでしょうし
払えない方は今でも丸福で無料化されています
普段を無料にするより、かなりの長期に渡る通院や高額医療にかかる必要が生じた時にサポートしてもらった方が余程安心できると思います。
この本に書かれていたように、無計画に無料化することによる弊害が出るほうがのちのちの我々の生活に影響を出しそうです
この本の中では、目に見える金銭的な出費だけ気にするのではなく、「取引コスト」を加味しましょうと言っています
病院の場合は、医療費をお金で出す分のお金の支払いだけでなく、長時間待つことを「取引コスト」と考え、トータルでどっちが得かということになります。
少子化対策の目玉の1つとして未就学児の医療費の無料化がうたわれていますが、本当に正しいのでしょうかね?