大洗で漁船に乗って漁業体験をしてきました
10月16日は大洗で漁船に乗って漁業体験に参加してきました
大洗は何度も行ってはいるものの、大洗港のどこに行けば良いのか少々不安だったのですが、高速を降りて大洗町に入ると「漁業体験イベント」の立て看板が親切にも置いてありました
ほっと、一安心ですね
イベントは、まずは漁協の方から船の説明から始まりました
3月11日の東日本大震災で発生した津波は大洗も襲い、結構な被害を受けていたと聞いていましたし、僕も4月に娘と一緒に大洗に行った時は沿岸部はかなり砂が残っていたり浜辺には船が打ち上げられてた様子をみていたのでかなりの被害を受けたのかと思っていましたが
4月に大洗に行った時の日記
大洗の漁師さん達は普段から津波警報が出ると船を沖に出すようにしていて、震災後の津波の時も殆どの漁船が沖に出ていたために被害にあった船は少なく、全く使い物にならなくなった船は4艘のみだったそうです
大洗で使われている5トン未満の漁船は新品で購入すると大体4,500-5,000万円だそうですから、船が無事だったのは本当に良かったですね
大洗の漁は1艘の船で300mもある網をぐるっと輪になるように海に入れて、一回の漁にかかる時間は7-15分と非常に短時間で、それを2人の漁師さんでやるのが特徴なんだそうです
網を入れて、引き上げるという作業はなんとなく1-2時間とかかかるようなイメージだったのでちょっとビックリでした
漁の仕方を説明してもらった後は、網がどんなものか理解するために、魚になった気分で網の中に入ります
船が円をかきながら網を落とすのですが、外周部分の網は非常に目が荒く、こんなに目が荒いとお魚が簡単に逃げてしまうように思えるのですが、お魚さん達は僕達のように見えている訳ではないので目の荒い網がまるで壁のように感じるために、網を引き上げ始め円が小さくなってくると、どんどんと目の細かい網の方に誘導されていってしまう
大きな筒状になった網に、逃げ場がなくなった魚が入っていき、捕まってしまうのです。
袋は途中で目の荒い網があり、大きな魚はそこでとまり、目が細かい袋にシラスなどの小さな魚が入るのだそうです。
大人たちは大きな魚の役割をして、網の途中で出ていき、子供達は小さな魚として袋の先まで進んで行きました
陸地での説明を終え、ライフジャケットを着て、いよいよ漁船に乗って出発
この日は結構風が強くて波が高いため、かなり船が揺れるのですが、漁師さん達は全く微動だにしない
すげー、足腰超強いよ
はじめの一歩を思い出しました(笑
漁師さんが網を引き上げる作業なんかの手伝いとかする体験なのかな?と思ったのですが、とてもじゃないけど素人が手出しできるような作業ではありませんでした
漁師さん達の手際、足際の良い作業を呆然と眺めるのみ
最後に細かい網を引き上げると、そこに魚が入っています
シラスが採れたら素敵だったのですが、この日はアジとか小魚ばかり
採れたてのエビを漁師さんにその場で剥いてもらって食べました
漁師さんが食べたい人って聞くと、手をあげるのはうちの家族のみ
僕はなるべく子供達に譲ろうと思っていたのですが、うちの子達以外誰も手を上げないので、僕も頂きました
更に娘は採れたてのイカも頂いていましたよ
船の上で、採れたてを食べるのはとても贅沢ですよね
でも、実はこのエビは普通のお味だったけどねww
サメも捕れたので、息子は触らせてもらっていました
こういう時に息子はビビらずにいつも果敢に挑戦します
港に戻ってきたら、取ったお魚をその場でお料理してもらい頂きました
アジ鰯(いわし)の煮付はかなり絶品で、息子は4匹、僕は3匹頂きました
※アジではなく、イワシだったとご指摘頂きましたので、10/22に訂正しました
実は、この漁業体験のイベントは無料参加
僕が普段からチェックしている観光いばらきブログ(http://www.ibarakiguide.jp/blog/)の記事を見て、往復はがきで申し込んだら、当選してしまったのです。
いやー、無料で本当に良い体験をさせて頂きました。
主催された大洗観光協会、漁協、漁師さん達には本当に感謝です。
子供達もとても良い体験が出来たと思いますし、大人もとても楽しかったです
YouTubeにアップされた大洗町漁業体験イベントのムービーを見ると、詳しい様子が分かりますよ。但し、僕が写っている訳ではありません(笑
SonyのGPSロガーGPS-CS3Kを持って船にのったので、僕達が乗った漁船の航跡が分かります。
拡大すると、2回船で丸い軌跡を描き、漁をしたのが分かりますよね
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