『茨城のおきて』を読んでみて、思わずツッコミを入れたくなりました(笑

2月25日に発売された茨城のおきて [ 茨城県地位向上委員会 ]を読みました。

この本は茨城に関する50の「おきて」が書かれているのですが、僕が面白いと思ったり、え?そんなのあったか?ってツッコミたくなる部分を紹介してみようかと思います。

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おきて05:スーパーであんこうが売られている

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切り身とか鍋用のセットは置いてあることもあるけど、本著にあるように普通のスーパーに中型のあんこう丸ごと一匹とか置いてないと思うぞ。

少なくとも僕が出入りする守谷近郊のスーパーで丸ごと一匹なんてみたことないし

まあ、我が家は毎年1回は大洗まで行って、丸ごと一匹鮟鱇を買ってきたりしてますが、そんな事してる茨城県民は決して多くないと思うよ

 

おきて08:中華は珍来、ファミレスは「ばんどう太郎」

確かに、珍来も、ばんどう太郎もあるけど、

ばんどう太郎をファミレスって思っている人少ないんじゃないの?せめてCOCO'sとかになるんじゃねーか?

 

おきて09:銘菓「吉原殿中」はソウルフード

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僕は茨城出身ではないので、昔の茨城は知らないのですが、今は茨城県内ではどこでも売っていると思っている吉原殿中が昔は常磐線の水戸駅近隣でしか買えなかったんだそうです!

ちょっとビックリ

吉原殿中が県内のどこでも買えるようになったのは近年の事だったのか!

 

おきて11:茨城県民体操

GHQがラジオ体操を全体主義的なものとして禁止して、ラジオ体操の作者が再開を求める活動をする中で、県や市の中で体操を制定することを発案し、出来たのが茨城県民体操なんだそうです!

意外に歴史のある体操だったんですね。

県外出身者の僕は茨城県民体操をしたことも、ちゃんと見たこともないんですけどね(笑

 

おきて16:「○○第一高校」は地元のあこがれの的

昔は第一高校は男子校で、第二高校は女子校だったんだそうだ

へぇ~

其の名残なのか、水戸第二高校は共学なのに、男子がおらず女子高校生しかいないらしい!

 

おきて22:七五三が豪華すぎる

茨城県南部から千葉にかけて七五三はホテルの宴会場で行われるって!

いや、茨城県南に住み、千葉県産まれだが、そんな風習は聞いたことないぞ

 

おきて24:全国で唯一地元テレビ局がない県なのが悲しい

いばキラTVを取り上げているのは良いとして

納豆の妖精「ねば~る君」がもう本に出てる!

父は大豆で母は納豆菌」というプロフィールをもつ納豆のゆるきゃら「ねば~る君

と書かれています。

ねば~る君を知っている人はまだ殆どいないと思うのに、よく調べたなって思うし

ねば~る君が世に出たのは、1月7日が最初だったはずなんですが、よくも1ヶ月後の書籍に間に合わせて掲載できたなって感心しちゃいます。

 

おきて43:平成の大合併でできた「つくばみらい市」はどうかと思っている

「その衝撃の新市名は痛市名ランキングとしても全国5本の指に入っている」

そんなランキングあったのか(笑

確かに、突っ込みどころ満載の市名ではあると僕も思っていますよ

 

おきて46:「ツクバネーゼ」はないだろう...と思っている

はい。僕もツクバネーゼなんてないと思っています。

つくばエクスプレスが出来た頃に一部の雑誌とか何かが使った言葉な気がしますが、誰も使ってないでしょ?

同様に「守谷マダム」って言葉も聞いたことないからねw

 

「茨城のおきて」を読むためのおきて

内容は結構面白いと思うので、基本的には笑いながら、ツッコミながら読むのが正解で、内容が変だと思っても、笑って過ごすのが大人な対応な書籍だと思います。

この手の本を読んで、本気で怒るとかはダメだと思いますよ(笑

一点、欠点を指摘しておくと、県内でも一部の話が、誇張され過ぎていて、茨城全体の話っぽく書かれているところかな

僕は結構面白いと思いましたので、一度手にとってご覧頂くと良いかと思います。

 

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