海猿やブラよろで有名な漫画家の佐藤秀峰氏の無料エッセイ『漫画貧乏』

海猿が映画やドラマの原作となったり、ブラックジャックによろしくを無料で公開したりと何かと話題にのぼることの多い漫画家の佐藤秀峰氏が書かれた無料で公開されているエッセイ『漫画貧乏』がなんとも壮絶な本でビックリしました

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佐藤氏といえば、まずは海猿で映画やドラマになって有名になりましたが、

海猿が書かれていた裏側では、編集者の独断による著者への断りのない表現の変更や削除が度々行われていたそうです。

うぁあ、こういう話を公開しちゃんだ。

結構ビックリです。

 

ブラックジャックによろしくでは、作画スタッフによる賃上げなどがあり、編集部に原稿料のアップを求めたり、監修者の名前が著者に無断でクレジットされたりなどなど等の話があり、休載を決断

生臭い原稿料の話を金額入りで書いてしまうのも凄いよね。

多分、そういう話って業界のタブー的なものだよね。

 

漫画家さんがもらう原稿料ってビックリする程安いんですね。

どうやら、取材費やスタッフの人件費なんてとうていそれだけじゃ賄えない程度のお金しかもらえないらしいです。

 

出版社のあり方、著作者と出版社の関係性に疑問を強く持った佐藤氏は、自ら電子書籍化した漫画の販売サイトの構築に乗り出す。

佐藤秀峰 on Web(現在の漫画 on Web)を稼いだお金をつぎ込み立ち上げるが、上手く運営出来ずに、起爆剤になればと、ブラックジャックによろしくの無料公開に踏み切る

僕は、『ブラックジャックによろしく』二次利用フリー化の姿勢などに好感を持っていたので、新ブラックジャックによろしく、海猿を全巻買ったりして、佐藤氏を陰ながらに応援してみたつもりだったります。

漫画貧乏』は、マンガ業界の裏側が良くわかる本で、なんと無料ですから、ちょっとでも興味ある方は是非読んで欲しいなって思います。

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