坂東太郎の運営に変わり、リニューアルして生まれ変わった茨城マルシェに行ってきました
2014年9月3日は、銀座一丁目にある茨城県のアンテナショップ「茨城マルシェ」のリニューアルオープンに行ってきました。
コンセプトなど
茨城県のアンテナショップは銀座五丁目にあった黄門マルシェ時代から注目していまして、東京勤務の間は頻繁に通い、全てのランチメニュー制覇なんかやったりしてました。
平成26年度になり、委託事業者がばんどう太郎に変わり、約1ヶ月間お店を閉じて大幅な改装をしてのリニューアルオープンを迎えました。
以前は外堀通り側が物販コーナーで、奥がレストランだったのですが、配置が入れ替わり、レストラン部分が手前に来ました。
ファミレスなどの飲食店を多数運営されている「ばんどう太郎」の運営になったので、レストラン部分に力を入れていくという事がこの入れ替えでも分かりますよね。
ちなみに平成25年度の茨城マルシェの売上は1億7千万円で、物販が65%、レストランが35%だったそうですが、
平成26年度の売上目標は、2億1千万円で、イートイン+レストランが物販と同等の売上にするのだそうです。
ばんどう太郎の社長さんのによると、コンセプトは「心あったか 日本一 茨城県」なんだそうで、これを具現化する店作りや従業員教育などを行われているとのこと。
この日はどなたか分からなかったのですが、茨城県出身のコンシェルジュも採用されるんだそうです。
レストラン
レストランのメニューも、お味もかなり以前とは変わっていました。
左:つくば軍鶏黒こしょう焼き
鹿島灘はまぐり入りうま辛鍋
鹿島灘のはまぐりってとても大きいんですね
ビックリしましたよ。
茨城県のアンテナショップらしく、けんちんそばも完備
もちろん、期待に沿った納豆も沢山
ランチでは日替わりで3種類の納豆が提供され、食べ比べ出来るようですよ。
食べたことがない納豆に挑戦出来るのはちょっと楽しいですよね。
以前の茨城マルシェは小洒落た感じで、垢抜けていて、都会的なお料理が多かったと思うのですが、
今回は、いかにも茨城らしい、ちょっと田舎っぽい味付けになり、なんとも懐かしいって感じ
実際に茨城を訪問したら、こんなお料理が食べられるんじゃないかなと思ってしまいますよ。
田舎のおばあちゃんの家に行ったら食べさせてもらえるお料理って感じかな?
イートインコーナー
リニューアル前はバーカウンターだったところが、イートインコーナーに変更
イートインコーナーでは、メロン・梨・青汁・人参スムージーや、茨城のフルーツを使ったソフトクリーム「茨城ソフト」、おからナゲットなどが提供されます。
ちょっと甘いものが欲しいなって感じの時に良さそうですね
今回は、イートインコーナーでの試食は出来なかったので、また今度試してみたいと思います。
物販コーナー
ラインナップは以前とあまり変わっていませんが、売り場が広くなったような印象を受けました
以前の売り場だと、物販コーナーが分割されていた感じでしたが、一箇所にキレイにまとめられて買物がしやすくなり、店舗奥に置かれた商品も目立つようになったかと思います。
いつもやっているのかは分かりませんが、この日は利酒も用意されていました。
アンテナショップは味を知ってもらうところなので、利酒とか重要ですよね。
ところで、以前から同じことをずーーと言っていますが、物販コーナーの試食が殆どないのがとても残念。
初めて見る食べ物を、いきなり買う気になる人は少ないのではないでしょうか?
食べた見たら、美味しかったので買ってみようって気になるお店作りがされているように思えなかったのがとても残念。
例えば、吉原殿中、当然、県外の人は見たこともありませんが、パッケージに入っていると何かも変わらず手に取る人もいないでしょう。
缶詰なんて、どんな中身が見ることも出来ませんから、手に取る人も少ないだろうし、買う勇気のない人は多いはず。
少し試食すると、美味しいって思う人が現れて買ってくれると思うんですよね。
お野菜だってそうだと思います。
お客さんが多い産直店はたいてい試食に力を入れているように見受けられますよ。
アンテナショップは、そこでの売上や粗利を重視するのではなく、少しでも多くの人に、その味を知ってもらうことなんではないでしょうかって強く思います。
それが廻りまわって、茨城産の食材が売れたり、おみやげ品が売れたり、観光に来てくれるようになるではないでしょうか?
全部が全部試食させるのは無理かも知れないけど、本当に試食に力を入れて欲しいです。
茨城マルシェ
東京都中央区銀座1丁目2−1
03-5524-0827
http://ibarakimarche.com/