他に類を見ない新住民おもてなしイベント「ようこそ守谷へ2016」
2016/6/26(土)は、昨年度守谷に入居されてきた新住民の方をおもてなしするイベント「ようこそ守谷へ2016」が行われました。
上の写真は実行委員長の実好(さねよし)さん
行政の世界では地方創生とかシティプロモーションが流行していて、いかに自治体に新しい住民を呼びこむのかにやっきになっている感じなんですが
実際に住んでもらった人をお招きして、街をもっと好きになってもらおうとか、住民同士で友達になってもらうというコンセプトのイベントを20年間ずーーと開催しているのは全国でも珍しいはず。
昨年度に入居されてきた方々に往復はがきを送り、今年は約130世帯の方が参加申し込みをされました。
受付で一人一人に首からぶら下げる名札が渡されて、名前と出身地、守谷のどこに住んでいるの書いてもらいます。
僕ら旧住民は緑色の名札を下げて、何年守谷に住んでいるのかなどを書いて首からぶら下げます。
今年は住んでいる地域毎に席を決めて、旧住民がファシリテーターのようになって、地域ごとに一緒にクイズをしたり、その地域のことでわからないことを聞いてもらったりして、街のことを知ってもらったり、同じ地域の方が友達になれるように促します。
市内の企業さんに協賛してもらい、お菓子やジュースなどを振る舞う
市長、副市長、教育長、部長など市の幹部職員がみなさん参加され、スタンプラリーを行います。
人を回るスタンプラリーって凄く斬新で面白いし、普段見ることも話すこともない市の幹部たちとお話できるってのも良いのではないでしょうか?
市政とか教育とかについて聴くことも出来ますしね
ちなみにスタンプラリーをコンプリートさせると守谷市グッズと交換できます。
パネル展示などもあるんですが、単に展示してあるだけでなく、ここにも旧住民が説明員としてアサインされていて、一緒にお話します。
ブース展示も充実していて、茨城県自然博物館は巨大な恐竜の頭を持ち込んでいて
子育系のボランティア団体の「ままもり」
気さくな市長さんと記念撮影だってできちゃいます
僕が直接聞いた話ではないのですが、今回参加された新住民の中に転勤族の方がいて、守谷は他の街より新住民に温かくて、ウェルカムって感じが一番する街だとのことです。
こういう声が聞けるのは嬉しいですね~
また、昨年度に行ったイベントの参加者から2名も今年の実行委員会に参加されていて、過去の参加者が自分たちのおもてなし側に回りたいと思ってくれたのも、このイベントがとても良いって感じてくれたからなんでしょうね
このイベントって市役所が予算を沢山つけてやっている市の事業じゃないんですよ。
ボランティアたちで運営される実行委員会方式で行われていて、市から出ているのは数万円で主に往復はがき代などの通信費でなくなっちゃう程度の予算しかついていません。
これから人口減少が激しくなり、市町村間での人口の奪い合いが激化してくるんではないだろうか?と思っていますが
単にお金が沢山ある自治体が一人勝ちになるとか、人を呼びこむだけにお金をかけていくような事をするんじゃなくて、
住んでくれた人に良い思い出を残してもらって、仮に引っ越してしまっても、あの街は良いところだったな、また住みたいなって思ってもらうのが一番大切なんじゃないでしょうか?
そういう良い思い出を持った人たちは引っ越しした先でも、守谷は本当に良かったよって周りの人に伝えてくれますしね。
僕は当日の撮影ボランティアぐらいしかやってませんが、今後もこのイベントに少しでも関わっていき、長く続けて欲しいと思っています。
実は、今年は真面目に参加しようと思って、実行委員会に参加したんですけど、仕事が忙しくなってしまって、1回しか実行委員会に参加できなかったんです。(ごめんなさい)