好きなビールが3杯も無料で試飲出来るアサヒビール茨城工場で工場見学
茨城県守谷市にあるアサヒビール茨城工場の工場見学に行ってきました
守谷に住んでいながら、アサヒビールの工場見学するのは初めてなんで、かなり楽しみにして当日を迎えました
駐車場に車を停めて、受付に向かいます。
受付で、予約時の名前を告げて、代表者が申込書を書きますが、
名前と住んでいる地域程度の情報を取るのみなんで、無意味に個人情報を収集しない姿勢が見えて良い感じです。
僕は車で来たので「お酒は飲みません」と書かれたストラップを首からぶら下げての工場見学です。
まあ、僕はお酒はあまり飲めないので、飲めなくても良いのですが、見学後はビールの試飲が出来ますから、車では来ない方が良いでしょうね
工場見学が始まると、まずはシアターで10分間の映像でビールの作り方やアサヒビールの企業姿勢などの説明を受けます
ムービーの上映が終わったら、なんと巨大な3面スクリーンが下に下がっていく
真っ暗だった、シアター内に陽の光が差し込んできます。
かなりのインパクトで一緒にいた仲間たちから歓声があがりました!
残念ながら、シアターから先は撮影禁止なので頑張って言葉だけで伝えてみますね。
ビールの原材料
ビールの原材料である麦芽やホップをみる
ビールに使われているのは二条大麦で、麦茶に使われている六条大麦より糖分を多く含んでいて、ビール酵母は麦の糖分を分解してアルコールを作っていくので二条大麦の方がビール作りに向いているんだそうです。
ホップが沢山おいてあり、手にとって触り、バラバラにしてみると、中には小さな黄色いツブツブ「ルプリン」が入っていました。
このルプリンがビールの香りの元なんだそうです。
ビールの仕込み窯
超巨大な仕込み窯は全部で6種あり、各工程毎に窯が変わります。
大麦を発芽させた麦芽をグツグツと煮込み麦汁を作る。
この麦汁がかなり甘いそうなんですが、飲んでみたいな~と思いましたが、残念ながら麦汁の試飲はないんですよね。
ビールの発酵熟成
麦汁にビール酵母を加えて、約1週間発酵させ若ビールを作る
ちなみにスーパードライは、「3185酵母」を使っているとのことで、基本的にはビールの製法はビールの種類であまり変わらず酵母の違いが大きいんだそうです。
若ビールはそのままでは美味しくないそうで、3週間程度、巨大なタンク内で冷やして寝かして熟成させる。
下の写真の巨大なタンクが熟成用のもので、1日3本分のタンクが出荷に回され、関東地方で消費されるアサヒビールのビールが半分が守谷から出荷されているんだそうです。
このタンク1本にどのくらいのビールが入っているかというと、
1人が1日に1杯毎日飲んだとすると、4,000年かかってやっとこのタンクを飲み干すことが出来る、とんでもない量になります。
官能検査
10人の選ばれた検査官が原材料から各工程で作られたものから出荷前のビールまで毎日16時に、人間の五感をフル活用して検査するのが官能検査、別名「太鼓判システム」
メカメカしい機械ばかりの工場に見えますが、人間の感覚を大切にして確認作業を怠らない体制を取られているんですね。
「官能検査」って言葉がなんかちょっと何かを連想しそうな気もしますが、シモネタになっちゃいそうなので、本ブログでは自粛致します(笑
瓶詰め缶詰工程
物凄く残念な事に、この日は工場のメンテナンスが行われていたため、瓶詰めや缶詰の工程を自分の目で観ることが出来ませんでした。
工場内には見学者向けの電光掲示板があるのですが、電光掲示板には工程が見せられないことに対してのお詫びのメッセージが表示されていました。
工程自体は映像で観ることが出来るのですが、残念無念。出来れば自分の目で見てみたかったです。
ビールの無料試飲
工場見学が終わったら、地上60メートルのAIMタワー(アイムタワー)にエレベーターで登るのですが、エレベーターの待合室の音響効果が面白い
瓶ビールの栓がスポンっと抜けて、ビールが注がれる音が流れます
これはビール好きには堪らない音でしょうね
ビールの試飲は20分間一本勝負の1名3杯までです
最初は、スーパードライが一杯ガラスコップに注がれ、残りの2杯は好きなビールを選んで注いでもらうことが出来ます。
おつまみも無料で提供してくれて、オコゲスタが1袋頂けました。コンビニ中心で売られているそうなんですが、うーん、見た記憶がないな??
地上60mの高さからは守谷の街が一望できます。
守谷の人はこの景色をみるためだけでも一度工場見学してみても良いかも
守谷は高い建物が殆どない街ですから、こんな風に上からみる機会は殆どないからかね
ビールの試飲はエクストラコールドなんかも選ぶ事ができます。
ビールを飲まない人は、ジュースは杯数制限なしでソフトドリンクが頂けます。
無料でビールが大きなグラスで3杯も振る舞われるので、ここに通ってしまう人もいるんじゃないか?と思って聞いてみると、やはり常連さんもいらっしゃるんだそうです(笑
まあ、その方の自由ですけど、僕はあしげく通うのはやめた方良いのではないかと思いますけどね~
工場内のギフトショップ
見学ツアーの最後はギフトショップ
ここでしか買えないものもあるので、結構楽しいです。
僕が買ったのは「ビール工場に行って来タンク」
ビールの熟成工程で使われるタンクの形を模した容器に入ったチョコレートクッキーです。
また嫁さんや娘に白い目で見られるお土産を買ってしまったと思いましたが、意外に嫁さんからの評価は高かったです
あれ?珍しいなと思ったら、うちの嫁さんは工場萌え系の人だったのを忘れていました(爆
案内嬢の素晴らしい対応
案内してくれた方は素敵な若いお嬢さんだったのですが、話も上手で面白いし、僕らのパーティーは結構突っ込んだ質問をしていたはずなのに、殆どの質問に的確に答えてくれていました。
かなり勉強されているでしょうね。
また、見学を終え、ギフトショップに来たら、そこでさようならではなくて、ギフトショップにもアテンドしてくれていましたし、僕らが車で工場を出て行くまで、寒空の下で見送ってくれていました。
プロ意識とホスピタリティの高さに脱帽しましたよ。
工場見学の予約方法
1.アサヒビール茨城工場のHPからネットで予約
2.電話で予約
アサヒビール茨城工場ご案内係
0297-45-7335
受付時間:9:00~17:00 (休業日をのぞく)
アサヒビール茨城工場へのアクセス
住所:茨城県守谷市緑一丁目1-1
電話番号:0297-45-7335
http://www.asahibeer.co.jp/brewery/ibaraki/
事前予約すると、つくばエクスプレス守谷駅、中央東口から無料の送迎バスが出ています
所要時間は10分程度
駐車場もありますが、ビールの試飲が3杯もできるので、車では行かず公共機関+送迎バスで行くのがオススメです。
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