昔ながらの製法で水車を使い原材料から線香を作ってる駒村清明堂 ~茨城県石岡市小幡~
やさと温泉ゆりの郷でゆっくりした後は、地元の方にオススメ頂いたお線香屋さんの駒村清明堂に行ってみました
駒村清明堂は水車を使って、お線香を作っているって話なんですが、一体、線香と水車ってどんな関係なんでしょうか?
お店の方に水車があるって聞いたんですけどと言うと、裏にあるから見てきてくださいと
お店の裏に回ると何やら小屋っぽいものが見えてきました
杉の葉が大量に積まれて乾かされてます。
更に奥に進むと、川の水を取り入れて
水車が回っていて、ガタンガタンと水車小屋の中から音がします
水車小屋の中は見れなかったんですが、多分、何かを潰しているような感じです。
お店に戻って話を聞かせてもらうと、山から取ってきた杉の葉を3ヶ月干して乾燥させて、それを水車で潰して粉にする
粉にした杉の葉に水を加えて練り、形を整え、乾燥させたものがお線香なんだそうです!
写真左側の水車杉線香は、本当に何も足さずに自然の杉の葉と水だけで作ったお線香
昔ながらの仏壇やお墓に使うお線香だけでなく、素敵な瓶に入った、線香というよりお香のようなものもあり、筑波山麓で取れるミカンの福来みかんの皮を使ったものなど、新しい線香も作られています。
このパッケージでお線香って信じられます?
フタをあけても線香には見えませんね
福来みかんのバージョンを買ってみましたが、どうみても素敵なお香セットです。
この水車の音色香は全部で4種あり、香炉(線香台?)は、作家さんの作品
我が家で買ったのは、女性のジュエリー職人のヘデラ・ヒュウさんの作品
水車の音色香はいばらきデザインセレクション2016で知事選定に選ばれたほどの素敵なものでした。
ご店主が線香の作り方から、色々なお話をしてくれてとても楽しかったです。
温泉上がりに、素敵な時間を過ごすことが出来ましたよ。
こんなに面白い商売をされている方が筑波山の麓の超ど田舎にあるとは本当にビックリでした。
駒村清明堂
茨城県石岡市小幡1899
0299-42-2819
http://www.e-consul.info/iba/isi/kms/
torishin
自称「ご当地ブロガー(地域ブロガー)」のTorishin(トリシン)です。 茨城県守谷市を中心としたおでかけ情報&ご当地ネタ&グルメ情報をご当地ブログ(地域ブログ)として10年以上発信しています。 http://blog.torishin.info/