御所小に若手起業家3名をお招きしてキャリア教育講演会を行いました
守谷市立御所ケ丘小学校の6年生のために、若手起業家(アントレプレナー)3人に来て頂き、キャリア教育講演会で講演してもらいました。
いばキラTVに取り上げてもらいました
守谷市立御所ケ丘小学校で行われたキャリア教育講演会の模様は、茨城県が運営するインターネットテレビ「いばキラTV」に取り上げられました。
茨城新聞にも掲載
アントレプレナーに小学校で講演してもらうのは、かなり珍しい試みだったので、キャリア教育講習会の様子は2014年1月20日の茨城新聞でも取り上げられていました。
なぜ小学校の講習会をお手伝いしたのか
以前、校長先生とPTA会長とお話していた時、子どもたちに夢を持たせるにはどうすれば?なんて話題になったのですが
夢って与えたり、夢を持てって強制する事なんて出来ないと思っていますので、
だったら、カッコイイ大人の姿をみせてやりませんか?
家でジャージを着て、ダラダラしている僕らのような父ちゃんじゃなくて、ビジネスの一線で頑張っている若手の起業家に声をかけて協力してもらいますよって約束して実現したのかこのキャリア講習会なんです。
仲良くしてもらっている若手起業家たちに声をかけると、皆さんあっさりと快諾してくれて、交通費やホテル代まで自腹で負担してくれて御所小の小学生のために守谷まで来てくれました。
キャリア教育講演会
キャリア教育講演会「夢~My Dream」は、5,6年生の生徒が全員参加して3名の30代前半の若手社長からのプレゼントと質疑応答を行います。
元々は6年生のための企画だったのですが、5年生も参加されたいう事で、講演会部分は5年生も参加されていました。
明田篤氏の講演
トップバッターはトビラシステム株式会社 明田 篤 代表取締役
この講習会をやるって時に一番最初に声をかけようと思ったのが、明田さんなんです。
彼はコンピューター系のエンジニアで、お爺さんが詐欺にあったのをキッカケとして、詐欺をエンジニアとして減らせないかと考えて、オレオレ詐欺などの迷惑電話の撃退システム「トビラフォン」を開発し、自分の会社を興したのです。
精力的に頑張っているので、消費者庁、愛知県警、千葉県警、埼玉県警、市町村などとも連携が図れるようになってきていて、PHSのWILLCOMでもその技術が採用されました。
もちろん、彼はオレオレ詐欺を減らそうって子どもの頃から考えていた訳ではありません。
大人になってエンジニアとして技術を身につけていたからこそ、世の中のためになる事業を作ることが出来たのです。
明田さんの講演を通じて、子どもたちに一番感じて欲しかったのは、
今、夢がなくても、きちんと勉強しておいて、技術や技能をキチンと身につけておくと、やりたいことが出来た時にそれを単に夢で終わらせてしまう事なく、夢を実現させるために後から頑張る事ができるって事
後で、子どもたちに明田さんってカッコ良かった?って聞いてみたら、全員が手を揚げてくれました。
野崎ノブハル氏の講演
2番目は株式会社コインシデンス 野崎 ノブハル 代表取締役
野崎さんは元々面識はなかったのですが、今回の企画の趣旨をお話すると、即決で参加を決めてくれました。
野崎さんが何をされているのか一言では言い表せず、2つの会社の代表取締役、1つの会社の取締役、ミクロネシア連邦の国おこしプロジェクトの共同プロデューサーをされています。
野崎さんは、大学生や社会人に彼が普段するようなプレゼンを分かりやすく簡潔に小学生に伝えてくれていました。
小学生にはちょっと難しいかな?と思ったのですが、子どもたちの反応を見ていると、決してそんなこと無く、みんなしっかりと聞いて活発に質問していたので、ビックリしました。
ついつい僕らは子ども扱いしちゃいますが、もう、そんなに子供扱いしなくて良いんでしょうね
佐藤由明の講演
3番目は、株式会社ポエガ 佐藤 由明 代表取締役
実は佐藤さんは、御所ケ丘中学校のPTA研修会で一度保護者向けの講演会をお願いしたことがあり、その時に参加して頂いた方々の反応もとても良かったです。
彼も色々やられていて、子どもたちには詩人、心理カウンセラー、経営者としての3つの顔を持つって説明していました。
心理カウンセラーとしての彼は、エゴグラムという心理分析のプロだったりして、なんと、任天堂DSのダウンロードソフト「心のヘルスメーター ココロン(http://cocoron.jp/)」を監修されたりもしています。
DSのソフトを作ったというと、それだけで子どもたちにおお!凄いってインパクトあると思ったんですよね。
佐藤さんは不登校児のコンサルなんかもしてたりするので、子どもたちと話なれている感もありました。
グループディスカッション
講演が終わったら、5年生は教室に戻り、
6年生は各講師と3組に分かれて、車座になって、一緒にディスカッション
子どもたちが一人づつどんな夢があるのかとか話してもらい、それをキッカケにして講師たちと積極的に会話していました。
最後は一緒に給食
グループディスカッションが終わったら、各教室で一緒に給食を頂きました。
僕は講師をしたわけではないのですが、僕も給食の時間は参加させてもらって、子どもたちとお話させてもらいました。
給食を一緒に食べながら、一緒に座ってくれた子どもたちに聞いてみると、今回の講演会はとても楽しかったようで、過去大人から聞いた話の中では一番良かったと言ってもらえて、とても嬉しかったです。
ところで、僕がこどもの頃食べてた給食よりずーーと美味しいじゃん
僕は好き嫌いの多い子で、センターの給食が大嫌いだったのですが、昔は残すなんて絶対に許されなかったので、給食の時間ってあまり好きじゃなかったんだよね
大人も学ぶことが多かった
子どもたちが学んだだけでなく、講師をしてくれた3名が、とても楽しかった、もっと子どもたちとずーーと話していたい、本当に学ぶことが多かったので、是非また来て、子どもたちと話したいと言われていました。