守谷みつばち夢プロジェクト:冬になる前のお世話
守谷みつばち夢プロジェクトで僕らの担当の箱を開けると
あれれ、なぜこんなところに巣が作られている?
シートを出してみると、あらら、沢山の無駄な巣が作られていました
前回、巣箱を開けた時に仕切り板を入れ忘れたので、ミツバチが勝手に巣を拡張しようとしてしまったようです。
蜜蜂を払ってみると、出来立ての巣はなんとも色が美しいです
シートから外してみると、六角形が奇麗に揃っていて、まるで機械が作ったかのようです
蜜蜂のお世話の中には、あまり美しくない光景もあります
雄蜂って養蜂の世界では単なる邪魔者だったりするので、下の写真のちょっと出っ張って見える部分の雄蜂の幼虫とか蛹って、取り除いて捨ててしまいます。
雄蜂が育っているところをナイフで切って、ピンセットで雄蜂の幼虫とか蛹を取り除いていきます。
こうすると、幼虫についているダニの駆除も出来ますし、全く役に立たない雄蜂を育てる事に働き蜂たちが労力を費やすこともなくなります。
写真の白いものが雄蜂の幼虫とか蛹です
この時期になってくると、蜜蜂たちが集めてくる蜜は背高泡立草のものになるので、匂いがキツイ背高泡立草の蜜は蜜蜂たちの冬ごもりの餌として残しておいて、採蜜はしないそうです。
大体2週間に一度お世話をしていましたが、そろそろ箱を開けなくなる季節になってくるはずで、後は冬に巣箱の温度が下がり過ぎないように断熱してあげるだけの予定。
スズメバチもそろそろ後尾の季節で、今まで飛んできていた兵隊(働き蜂)ではなくて、後尾をした一回り大きな嬢王蜂が飛んでくるようになりました。
もう少ししたらスズメバチも飛んで来なくなるはずなので、スズメバチ当番もお終いの予定です。